みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
“つくばエクスプレス (TX)がよく見える公園”として、学園南公園、みどりの中央公園と紹介してきましたが、今回はみらい平でTXを間近に見ることのできる「みらい平さくら公園」へ遊びに行ってきました。
「みらい平さくら公園」のあるつくばみらい市は、過去に「成長力ランキング」で全国の都市の中から1位に選出されたこともあり、TX開通以降その発展がめざましいエリアです。
TXみらい平駅を中心として、自然を活かした美しい街並みと充実した子育て環境が魅力です。平成30年4月には、みらい平地区2校目となる富士見ヶ丘小学校が開校し、教育環境も整備されています。
秋葉原駅へ最速40分と利便性が高く、都心への通勤・通学にも便利。その上緑豊かで自然の恵みを享受できる環境での暮らしを求めて移住してくる方も多いのだそう。
鉄道好きの息子が”つくばエリアでTXが近くで見られる公園”と太鼓判を押す「みらい平さくら公園」。TXみらい平駅から歩いて10分ほどの場所にあります。
TXの線路沿いにあり、なだらかな斜面を利用しているため公園内に高低差があるんです。
園内には駐車場、お手洗い、水洗い場、自動販売機も完備されており、子ども連れにはうれしいポイントです。車を停めて、ちょっと一休みするのにもぴったりですね。広々としていて、この開放感が気持ちをリフレッシュしてくれます。
公園に着くと、午前中からたくさんの家族連れで賑わっていました。
わが家の子どもたちの目的は、もちろん滑り台!この滑り台は斜面に設置されており、幅がとても広くなっています。どれくらいかというと、大人が両手を広げたくらい。子どもなら4人が並んで滑ることができるほどです。
幅が広い分、大人と子どもが隣同士で一緒に滑ることもでき、安心感もあって小さなお子さんにも大人気。
娘は当初この滑り台を怖がっていましたが、自分より小さな子が一人でどんどん滑っているのを見て、やる気になったようです。一度上手に滑れてからは、自ら何度もトライしていました。
どの子も滑り終えるとすぐに横の階段を駆け上がってまた滑る…という様子が見られ、何度も繰り返しているところから、その楽しさが伝わってきます。
颯爽と風をきって滑る爽快感やスリル感がたまらないんでしょうね。
ほかにも子どもが夢中で遊べるような複合遊具が設置されています。
中には遊び方が難しいように思う遊具もありますが、見ていると、子どもたちは自分で遊び方を想像して「こうやったら楽しいかな」とあれこれ挑戦して遊んでいました。
アスレチックのようにロープをよじ登ったり、つり下がったドーナツ状の遊具の穴をくぐったりと体を動かす子どもたち。遊び終わるころにはすっかり汗だくになっていました。
「あ、電車が来た!」と誰がか声を上げると、子どもたちみんなが一斉にTXに向かって手を振ります。
普段は高架の上を走っているTXですが、この公園は高架の真横にあるので、ほぼ同じ目線でTXを真横に見ることができます。電車好きな子どもたちにとって、迫力あるTXを間近に観賞できる貴重なスポットです。
砂場やブランコなど小さなお子さんでも楽しめる場所もありますよ。このブランコ、おしりをすっぽりといれる形のもの。小さなお子さんがブランコから落下するのを防止してくれるので安心です。
砂場では、小さなお子さんがお父さんと砂遊びしていました。離れた水洗い場から砂場まで水を運んできて、砂で作ったトンネルに水を流そうとしていた子もいました。
見晴らしの良い公園をぐるっと一周する舗装された遊歩道もあり、ジョギングを楽しむ方の姿も見られました。ベビーカーでお散歩するのにもいいですね。
散歩をするにしても、公園内にある階段やスロープを使って、体調やその日の気分に合わせて「今日はこっちの道を行ってみよう」というようにコースを選べます。
天気が良ければ、ピクニックにもおすすめです。
休日でもこんなにのびのびと遊ぶことのできる広い公園があるのは、恵まれた環境です。
高台にある滑り台から景色を見下ろすと、周囲が一望できます。そこには、先へと続くTXの線路と秋には黄金色に輝くであろう田園風景がありました。未来に向かってまっすぐに続く美しい光景です。
以上しらゆきがお届けしました。
■みらい平さくら公園
所在地 つくばみらい市陽光台3-45