こんにちは、みっきぃです♪
家族でよく行く公園。昔、友だちと遊んだ公園。散歩で立ち寄る公園。
誰にとっても身近な存在の「公園」から、日常をもっとおもしろく変えていこうとする取り組みが守谷で始まっています。
5月半ばの週末、TX守谷駅から歩いて10分ちょっとの「ヒマラヤ杉公園」で初開催された「and PARK Moriya」。
色とりどりのガーランドが飾られた園内には、守谷や周辺地域でお店を構えるこだわりの飲食店、アクセサリーや雑貨などセンスが光る作家さんたちが集結。以前、このブログでも紹介されていた「ままもり」、特派員のしらゆきさんが紹介した「aozola cafe」や「HYTNOS」の姿もありました。
いつもの公園が、非日常を味わうちょっと特別な空間に―。
楽しそうな雰囲気に誘われ様子を見に来る人、「今日のお昼はここで食べて行っちゃおうよ」と話す夫婦やワークショップに熱中する子どもたち…思い思いに過ごす休日に笑顔がこぼれます。
「こんなお店が家の近くにあったんだ!?」「あら、ご無沙汰してます」そんなやり取りも漏れ聞こえ、人と人、お店とを結ぶ接点の場にもなっているようでした。
このマーケットを企画・運営するのは、行政でも民間企業でもなく、守谷に暮らす住民5人が中心となり活動する「一般社団法人 P-players(通称PP)」。「自分たちが暮らす街の公共空間を、自らの手で豊かにしていこう」という思いのもと、2016年に発足しました。
「街にあるたくさんの公園や遊歩道、広場。いい空間なのにあまり使われていなかったり、こんなことできたら良いのにって思うことありませんか?そんな時、まず市役所に頼んでみようではなく、自分たちでおもしろくすることができないかなと考えたんです」そう話すのはPPメンバーの一人、西尾京介さん。
“「住みよい街」から「自ら暮らしを楽しむまち」へ”をコンセプトに、公園を活用した暮らしの提案をメンバーと共に実施。その一つが、TX守谷駅の東口近くにある栄町公園で、2年前ほど前から月に一回程度行っている「誰でもパーク」です。
住宅街にあり、遊具があるごく普通の公園。その芝生にタープを張り、ベンチとテーブル、本棚を設置するなど誰もが心地よく過ごせる“座り場”を用意。ジュースやコーヒー、クラフトビールや軽食も販売し、いつもの日常をちょっと特別な時間へと彩ります。
日頃から公園をよく利用する親御さんからは「近所でこんな試みがあったんだ」と喜ぶ声も。また、公園に足を運ぶ機会があまりないご近所さんが外に出向くきっかけにもなっているそう。
「街のことを、一番よく知っているのはそこで暮らす人たちだと思うんです。自分たちの暮らしを、自分たちの手で楽しくしていこうとする人が増えたら、暮らしも街も、もっと豊かになっていく。それがP-playersも目的の一つでもあります。人でも組織でも、自ら何かをしようとする“プレイヤー”がどんどん増えていってほしい」と、西尾さん。
「誰でもパークやand PARK Moriyaに来た人が、自分にも何かできるかもと思うきっかけになってほしいんです。自宅の近所や、自分の街にある素敵な公共空間を使ってやってみたいことがあるけど、なんかいろいろ大変そう…そんなもやもやとした気持ちを抱いていたら、ぜひPPのメンバーに声をかけてみてください」
私にも、何かできるかも。そう背中を押してもらった気がして、近所の公園や空き地を想像しながらあれこれと夢を膨らませるみっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ
ちなみに、「and PARK Moriya vol.2」は7月20日(土)に同所で開催!その後も、隔月ごとに開催予定で、7月と9月は夜まで楽しめるナイトマーケットを計画中。守谷の人やお店との出会いを楽しみに、自分の周りで何かを始めるヒントを見つけに遊びに行ってみてくださいね~♪
「and PARK Moriya vol.2」
場所:ヒマラヤ杉公園(イオンタウン守谷)
日程:7月20日(土)13時半~19時半 ※小雨決行、荒天時中止