気軽な街乗りから風光明媚なスポットまで、自転車を楽しむ環境が充実している茨城県内TX沿線エリア。一人でのんびり、家族や友だちとにぎやかに自転車ライフを楽しんでみませんか?
澄んだ秋空の下、気持ちのいい風に誘われて体を動かしたくなりますよね。今回は「サイクリング」がテーマということですが、自転車に乗ってどこかに出かけたりしますか?
“自転車の街”を掲げるつくば市は、サイクリング初心者から本格装備の上級者まで、自転車のある暮らしを愉しむ環境に恵まれていますよね。
都内からつくばに越してきて約10年。すっかり車生活が定着していましたが、子どもたちが成長するにつれて一緒にサイクリングをしたいと思い、数年前に折り畳み自転車を購入しました。気分転換に体を動かしたい時は、市街地をぶらりと走ったりしています。
つくば市の中心部を延べ48キロに渡って整備されている「ペデストリアンデッキ」は、歩行者と自転車の専用道路なので、車の行き来を気にすることなくサイクリングできますよね。
赤塚公園や洞峰公園、松見公園など、人気の公園をつないでいるから、休憩したり遊具で遊んだりできるのも良い!
並木道は陽ざしも適度に遮ってくれるから、気持ちいい風が抜けるんですよね。周辺には、パン屋やカフェなどこだわりの飲食店も集まっているから、友だちとお店を巡る街乗りもおすすめです。
ロングライドを楽しみたい場合は、つくば市をはじめ茨城県内14市町村を縦断する全長約180キロの「つくば霞ヶ浦りんりんロード」へ。筑波山や霞ヶ浦といった風光明媚な見どころ満載のコースは、道が平坦なので初心者でも走りやすい!ヒルクライムのメッカでもある不動峠にも挑戦できます。
また、日本を代表するサイクリングルートとして、「しまなみ海道サイクリングロード」や「ビワイチ」に並ぶナショナルサイクルルートにも指定されています。
つくば市を通るルートは、旧筑波鉄道の廃線跡を利用しているんですよね。元の駅が休憩所になっていて、鉄道時代の面影を感じることができるレトロなスポット。親子でサイクリングに訪れた時、鉄道好きの我が子はそちらにも興味津々でした。
筑波休憩所の近くには、打ち立ての麺が食べられる「松屋製麺所」や、かりんとう饅頭で有名な「沼田屋」も。体を動かすとお腹が空くので、グルメスポットはおさえておきたいポイントです♪
沿道や周辺には、安全で快適にサイクリングを楽しむための協力施設「いばらき自転車サポートステーション」も充実しています。
その一つで、北条大池の目の前にある「彩食工房ひるくらいむ」は、1階がコミュニティスペース、2階がレストランになっていて、空気入れや自転車の整備に必要な工具類を無料で借りることができます。こうした場での交流もまた楽しみの一つですよね。