筑波研究学園都市の副都心として開発が進められている研究学園葛城地区。つくば市役所をはじめ、北関東最大級のショッピングセンター・イーアスつくばやコストコなど都市機能が充実。駅前には大型のマンション、周辺には戸建て住宅が立ち並び、機能性を備えながらもつくばらしいゆとりある街になっています。
そんな研究学園葛城地区にお住まいの高松さんファミリーに伺いました。
漠然と「山が見える風景に憧れを抱いていた」という夫の大輔さん。研究学園葛城地区に永住の地を求めた決定的な理由が、筑波山を正面に望むロケーションにありました。
愛知県出身の大輔さんと、栃木県出身の仁美さんが出会ったのが、つくば市内にある研究所。結婚後はつくば市の中心地にある官舎に住みご近所付き合いも楽しかったという夫妻ですが、永住の地を求め近隣の市を含めて土地選びをスタート。ほどなく、チラシを頼りに訪れた現在の場所に一目惚れ。「研究学園駅まで徒歩数分という立地ながら、のどかな田園風景の奥に鎮座する雄大な筑波山が正面に見えて…。もう、運命の出合いだと思いました(笑)」。
引越し後、2008年には徒歩数分の距離に北関東最大級のショッピングセンター・イ―アスつくばが、2010年にはつくば市役所が移転。街はまたたく間に副都心として華やかに成長していきました。
副都心としての都市機能だけではなく、古くから残る自然と共存する街づくりが「つくばらしさ」です。
景観を活かした家造りをしたという高松邸は、筑波山を望む北側に大きな窓を設置。さらにウッドデッキを作り、窓を開け放つとシンプルな長方形の部屋と見事な景観が一体化。その開放感が最大の魅力です。「四季折々に表情を変える筑波山は、市のシンボルにふさわしい壮大さがあります。思わずぼーっと眺めてしまうこともしばしば。子どもたちも『今日のお山は光ってるね』『雲にかくれんぼだね』なんて会話も弾みます」。
窓からの風景はのんびりとしたものだが、そこは都市機能の充実したつくば市の副都心。買い物は便利で道路も広く、公園の数も多い。大型店ばかりでなく、洗練された個人経営のカフェも点在するところにも街の成熟が垣間見えます。月に数回、最寄りの研究学園駅から都内に出張するという大輔さんは「TXはとにかく快適です。振動が少ないし遅延もほとんど無い。ホームドアも設置されているので子連れでも安心して乗れますね。TX通勤をしている同僚も快適さを絶賛しています。買い物は家族でイーアスつくばに行くことが多いですね。イベントも多いので、子どもたちと楽しく休日を過ごしています。数ある公園は遊び方によって使い分けています。一番のお気に入りは車で10分ほどの万博記念公園。芝の広場でフリスビーをしたり走り回ったり思い切り体を動かします。お弁当を持って1日遊んでいても飽きません。夏は車で数分の豊里ゆかりの森。ザリガニを釣ったり、昆虫採集をしたりと男の子には魅力いっぱいの公園です」
そしてこんな話もしてくれました。「都内で子どもと過ごそうとすると疲れてしまうけど、ここでは施設やお店が子連れを想定した造りになっているのでとても楽です」と。子育て世代が集う街だからこその「見えない配慮」が、住みやすさを底上げしています。