皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
一年で最も花が豊富な5月。
特派員は、自宅の庭を大好きなブルー系、ホワイト系の花でいっぱいにするべくガーデニングに取り組み中♪ 暑くなる7月までブルー系の花が残るよう、咲く時期が異なる花をバランスよく植え付けたいのですが…これがなかなか難しい!株の成長を考えつつ、宿根草を中心に毎年少しずつ花の数を増やしています。
夫の一番好きな花も、実はブルー系の藤の花。
社会現象にもなった大人気漫画・アニメ「鬼滅の刃」の中でも印象的に用いられ若い世代にも知られるようになった藤の花ですが、庭で育てるのはハードルが高そう!いつかわが家の庭でも観賞できればよいなと思っていますが、つくばエリアを散策しながら野生の藤を探すのもこの季節の楽しみの一つです。
また、つくば市松代にある「松代公園」では、毎年見事な藤棚をみることができますよ。
今年は桜の開花が例年になく早く、そろそろ梅雨入りもしそうな関東地方。
例年5月に入ってから見頃を迎える藤の花も今年は多くの場所ですでに花が落ちてしまっていますが、ゴールデンウイーク前半のこの日、松代公園の藤はまだたくさんの花を残していて、薄紫色のカーテンが風にそよいでいました☆
TXつくば駅から車で約5分の「天久保公園」にも立派な藤棚があります。
こちらは見頃を少し過ぎてしまっていて、やはり今年は開花が早いなあと実感。園内は新緑が美しく、芝生の広場では家族連れがバドミントンなどを楽しんでいました。
天久保公園は周りに桜の木が植えられているので、知る人ぞ知るお花見スポットでもあります。その桜並木は、道を挟んで向かい側にある「筑波大学」の卒業生や新入生を毎春晴れやかに送り出し、出迎えてくれているんですよ。
天久保公園から徒歩7分。向かったのは、およそ14ヘクタールという広大な敷地に7000種類を超える植物が栽培されている「国立科学博物館 筑波実験植物園」。こちらでは、園内の池に掛かる「つくばね橋」付近から藤の花を見ることができます。
四季を通じてさまざまな花木を観察することができる筑波実験植物園ですが、現在期間限定で「クレマチス園」が公開されており(2021年4月29日~6月6日) 、クレマチスの野生種やそれをもとに誕生した多種多様な園芸品種、約1200株が見られます。
4月から6月まで楽しめるなんて長いなあと思い、解説を読むと、クレマチスには早咲きのものから遅咲きのものまで多くの系統があるとのこと。
わが家でも1品種育てていますが、開花時期の異なるクレマチスを植え付ければ長期間花を楽しむことができるんですね。
国内では準絶滅危惧種として登録されている希少なクレマチス「カザグルマ」は、自生地によって花の色や花びらの形に変化が見られ、特派員好みの淡いブルーもあれば、ホワイトの大輪もあったりと見つかった場所によって姿が異なっているのが特徴。
華やかに咲く八重咲きの「ブルー・ライト」「天塩(てしお)」といった品種はまるでフリルの付いた美しいブラウスのようで、一つ一つ観賞しながら自分のお気に入りを見つけて歩きました。また、実験植物園入り口にある教育棟ではクレマチスの鉢が販売されているので、ガーデニング好きの方はそちらも必見ですよ。
大好きなブルー&ホワイトについ目がいってしまう特派員ですが、植物園を一回りして帰ろうとしたとき、目に留まったのがこちらの「ハンカチノキ」。
その名の通り白いハンカチのように見えるのは苞葉(ほうよう)で、その下にあるのが花だそう。この“ハンカチ”は必ず太陽と花の間にあって、紫外線を吸収する日傘の役割を果たしているのだとか。なんとも不思議な木ですよね!
他にも、白い花を“白い雲”に例えて名付けられた「ハクウンボク」などにも惹かれましたが、こんな風に自分の好きな色に注目して歩いてみるのも楽しいですよ。
以上、今日は草むしりの日!特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました☆
【松代公園】
茨城県つくば市松代3-2
【天久保公園】
茨城県つくば市天久保2-5
【国立科学博物館 筑波実験植物園】
茨城県つくば市天久保4-1-1
<参考URL>
国立科学博物館 筑波実験植物園
( http://www.tbg.kahaku.go.jp/ )