皆さん、こんにちは! つくスタ特派員のTAKAKOです。
科学の街つくばの夏休みといえば、毎年恒例となっている「つくばちびっ子博士」。
市内にある研究機関を見学・体験しながら巡るスタンプラリーで、今年は39もの研究教育機関が参加。科学をより身近に、より楽しく学べる機会とあって、毎年多くの小中学生が特製のパスポートを持ってさまざまな研究施設を訪れています。
そんなつくばの夏休みを代表するイベント「つくばちびっ子博士」ですが、今年はそれにプラスしてぜひお勧めしたいのが、一日乗り降り自由の「つくばサイエンスツアーバス」を利用した “リアル謎解きゲーム”!
ちびっ子博士にも指定されている6つの研究施設を回り謎を解いていくという、家族揃って楽しめるイベントなんです☆
最初に訪れたのは、サイエンスツアーバスの乗車券を購入できる、関東鉄道つくば学園サービスセンター(BiViつくば1F)。
こちらで1日乗車券を購入すると、2種類の謎解きの台紙がもらえます。
その名も「科学倶楽部へようこそ。」そして「Mr. Curie -missing Dr. Ikazaki-」。
どちらの謎解きも、サイエンスツアーバスに乗って研究施設を巡り、各施設の展示をヒントに謎を解いていくというものですが、「Mr. Curie」の方はなんと全てが英語で書かれているという、国際都市つくばらしい謎解きになっているんですよ。
出発は、つくばセンターバスターミナルの8番乗り場から。
サイエンスツアーバスには北回りと南回りがあり、北回りは、つくばセンター→国土地理院→筑波実験植物園→つくばセンターの順で循環。
南周りは、つくばセンター→つくばエキスポセンター→産業技術総合研究所・地質標本館→JAXA →つくばセンターの順で循環しています。
「科学倶楽部へようこそ。」は、どちらか一方のルートを回ると解答にたどり着くという仕組みですが、もちろん両方のルートを回って全ての謎解きに挑戦することも可能。せっかくなので特派員一家は全ての問題にチャレンジすることにしました(^^)v
同じ北回りのルートでスタートしたのは、千葉県船橋市から訪れたという小学5年生の男の子とお父さん♪
ご家族がつくば市内で用事を済ませている間に、何か親子で取り組めるものはないかと考え、この謎解きに参加することにしたんだそうです。
つくばの研究所を巡るのは初めてというお二人でしたが、最初の行き先「地図と測量の科学館(国土地理院)」へ向け、既に気合はバッチリ!
特派員一家も、高校受験を控えた娘が「Mr. Curie」を一人で解いてみる!と意気込みたっぷりの宣言をして、いよいよ出発です(^_-)
「地図と測量の科学館」は、私たちの生活に欠かせない地図や測量の歴史、原理や仕組み、新しい技術などについて総合的に展示している施設。誰でも楽しく地図と測量の役割について学ぶことができるんですよ。
夏休み期間中は「GPSで地上絵を描こう!」(8月21日開催予定)や、測量用航空機「くにかぜ」の機内公開、「夏休み地図・測量相談」などのイベントも行われているので、子どもたちの自由研究にもバッチリです。
施設内を一通り見学した後は、台紙に沿って早速謎解きのスタート!
「科学倶楽部へようこそ。」は、夫が陣頭指揮をとって進めることになりましたが、程なくして「面白い!」と、子どもそっちのけで夢中に…( *´艸`)
英語の謎解き「Mr. Curie」にチャレンジし始めた娘は、分からない単語をスマホで調べながら、真剣な表情で取り組んでいました。
次に向かったのは、およそ14ヘクタールの敷地面積を有する「筑波実験植物園(国立科学博物館)」。
国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した機関で、約3,000種類の植物を見ることができます。
また、自然史標本棟には、キリンやクジラなどの大型動物の骨格標本も展示されており、その迫力には驚かされました。
陽射しの照り付ける猛暑でしたが、途中、暑さを和らげるミストシャワーを浴びたり、木陰で一息つきながら謎解きに奮闘した私たちです^^
小中学生の子どもたちは「つくばちびっ子博士」のスタンプを押すことも忘れずに!
5カ所以上の見学スタンプで「つくばちびっ子博士」、10カ所以上の見学スタンプで「優秀つくばちびっ子博士」、そして18カ所以上の見学スタンプと400字程度の感想文で「最優秀つくばちびっ子博士」の認定を受けることができるんですよ(以前のしらゆきさんのレポートはこちら→☆)
さて、こうして北回りのルートを終えた特派員一家。次は南周りのルートへ出発です!
(次回へつづく)
2019年7月20日(土)~9月1日(日)月曜日を除く毎日運行
※ただし、8月12日(月)は運行、翌13日は運休
料金:大人(中学生以上)500円 子ども(小学生)250円 幼児(保護者同伴)無料
施設によっては入館料がかかります