こんにちは、つくスタ特派員のまぁです。
桜の蕾もふくらみ、あと1月を待たずに…
入学式です!
わが家では息子が小学校入学を控えているため、現在入学準備を急ピッチで進めているところです。
小学校との最初の関わりは、11月に行われた就学前健康診断。
例年では、その前に行われる運動会で新入生が招待され参加する種目があるのですが、コロナ禍の今年度は運動会が縮小して開催されたため、残念ながら中止となりました。
その後、年明けに保護者のみが参加する新入生保護者説明会があり、息子の小学校ではそこで、防災頭巾やさんすうセット、文房具等の学用品の販売がありました。
学用品が届いたら、いよいよ名前付けです。
親たちの間で話題となるのは、さんすうセットに入っているおはじき。記名部位が小さく、数が多いおはじきに名前を付ける作業は大変です。
文房具類、防災頭巾、上履き、傘…と、すべてのものに記名していきます。
つくば市立の小学校ならではのグッズとしては、お箸セットがあります。新入生には入学式で配られる予定なので、小学生の娘のものを撮影しました。
給食のある日には、このお箸セットをランチョンマットと一緒に持っていくことになっています。中学3年生にあたる9年生まで長く使用するものです。
ほかにも、手提げ袋やお箸セット、歯ブラシセットを入れるための袋を準備する必要がありますが、小学校から配布される準備品のしおりに大きさの目安が書かれています。息子の小学校では、机のフックにかけた際に床につかないよう、紐を含め全体の長さが40cm以内になるようにとありました。
学用品準備と記名に疲れてきた特派員ですが、残すは体操服やジャージの購入のみで一安心。つくば市立の小学校では、一部を除いて指定の販売店で学校指定の体操服やジャージを購入する学校がほとんどです。
ちなみに息子の小学校では、入学して一カ月間は保護者が当番制で下校を見守りますが、入学前に息子と一緒に通学路を歩き、危険な場所を確認しながら交通ルールの再確認をしたいと思っています。
さて、息子の入学準備がひと段落したところで、今度は小学生の娘が小学校からパソコンを持ち帰ってきました。
児童生徒向けの1人1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを整備するという、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」を前倒しで進めているつくば市。3月末までには、全てのつくば市立小中学校で導入されます。
今回は使用に先駆けパソコン端末のID等を自宅で設定しました。
パソコンには、大きく名前が書いてあり、一緒に持ち帰ったマニュアルには、「ランドセルに入れて持ち帰る際は、家についてからPCを取り出すようにしましょう」「教科書・ノートの間にはさみ、外部からの衝撃による破損を防ぐ」など、扱い方やインターネットの使用についての注意点が書かれています。
小学生がパソコンを扱うことに不安もありましたが、学校でしっかりと説明を受けたようで、低学年の娘も慎重に扱っていました。
今年度は休校や外出自粛など小学生にとっても我慢を強いられる年でしたが、休校中はオンラインで学習できる「つくばチャレンジングスタディ」で自宅学習ができ、年度内に1人1台の端末が整備されました。休校になっても教育の機会が失われることのない環境はありがたいです。
日本で初めてICT教育を開始し、今もトップレベルのICT教育を進めているつくば市。「GIGAスクール構想」事業の先駆けとして、荻生田文部科学大臣がつくば市立みどりの学園義務教育学校のICT活用について視察に訪れたことからもそのレベルが高いことが伺えます。「GIGAスクール構想」を受け、今後どのような教育を進めていくのか、期待が高まります。
先進的な教育が行われているつくばですが、新1年生に求められるのは、「ひらがなで書かれた自分の名前を読める」「ひらがなで自分の名前を書ける」「鉛筆を正しく持つ」など最低限のことのみ。幼稚園や保育園でひらがなを習っていなくても、無理に勉強する必要はないようです。
以上、満開の桜の下、新1年生たちが黄色い帽子に、黄色いランドセルカバーを付け、元気に登校する姿を見るのが待ち遠しい、まぁでした。
※入学準備品や行事は学校により異なる場合があります。