みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
この春、つくば市では小学校の入学式が延期となり、入学準備の時間にも少し余裕ができました。
小学校の入学式が開かれる予定だった日に保護者と一緒に登校し、教科書配布や説明を受けた新一年生。入学式と新学期が待ち遠しいですね。
学校によって多少異なりますが、つくば市の小学校では入学準備でどのようなものを用意するのか、一例をご紹介します。
昔から小学生の代名詞であるランドセル。昔から比べるとかなり選択肢が増え、今やランドセル選びを“ラン活”と表現するなど、その重要度が高まっています。
以前、ランドセル選びは夏休みが最盛期と言われていましたが、今は春からゴールデンウィーク頃がピークなのだとか。人気のモデルは早々に売り切れてしまうので、お子さんの気に入ったものを早めに購入する方が多いようです。
年によって流行の色があり、最近は女の子は紫や水色、男の子は黒や紺が人気なのだそう。
ランドセルに黄色のカバーを付けるつくば市の一年生。遠くからでも目立ち、安全な登下校のために必要なアイテムです。
授業で使う筆記用具として、箱型の筆箱、2Bの鉛筆、赤青鉛筆、消しゴム、 下敷き、定規を用意します。授業に集中できるようキャラクターなどの柄がなく、シンプルなものがよいのだそう。
低学年のうちは濃いめの2Bの鉛筆が5本必要です。
消しゴムは白で、消しやすい学習用のものを準備します。新一年生の小さな手では、キレイに消す作業も一苦労。休校の間に書いたり消したりする練習をしておくとよいかもしれませんね。
赤青鉛筆とは、1本の鉛筆で真ん中で芯が赤と青に分かれ、両端を削って使うもの。新一年生には、転がりにくいように丸軸ではなく六角軸のものがよいのだそう。これで丸付けをしたり、訂正したりします。使う頻度は赤のほうが多いようで、赤と青の割合が7:3という赤青鉛筆もありますよ。
文房具などは「お道具箱」に収めます。はさみ、のり、クレヨン、色鉛筆、テープ、油性ペン、カスタネット、雑巾などにはすべて記名します。
「すぐに使えるようにしておきましょう」と学校から案内がありますので、うっかり忘れがちな“のり”の栓は外しておく必要がありますね。
粘土はビニール袋から取り出し、すぐに使用できるように粘土ケースに収めます。粘土板は“裏面が工作マットになっているものがよい”そうです。
算数セットの中身は、おはじきや数え棒、ブロック、九九カードなどが入っています。これらは親世代も使った思い出のある、懐かしいものではないでしょうか。
おはじきやカード一つ一つに記名します。気が遠くなるような地道な作業ですが、最近はこういった小物に貼るだけの“お名前シール”があり、名前つけの強い味方です。
算数セットやお道具箱にいれる文具類は、新入生保護者説明会の物品販売で購入することもできますよ。
つくば市では給食のときに使う“スプーンセット”が入学式のときに支給されます。長年このスプーンセットが給食時に使われており、親世代にも馴染みのあるものなのだとか。他県から引っ越してきた親御さんは驚くかもしれませんね。
給食で使った後は持ち帰り、清潔に洗って翌日また持参します。中学3年生にあたる9年生まで使うものなので、大切に扱いましょう。
プラスチックのケースにスプーン、フォーク、箸が入っているスプーンセット。これとテーブルクロス、ティッシュペーパー、マスクを入れる給食セット袋を用意します。学校から袋のサイズの目安が指定されますので、それを参考にして用意します。サイズが合えば、購入品でも大丈夫ですよ。学校では袋のひもを机脇のフックにかけますが、ひもが長すぎて給食セットが床につかないように気を付けます。
歯ブラシとコップを入れる歯磨きセット袋も、給食セットと同様に袋のサイズの目安がありますよ。
B4サイズの大きさの手提げは二つ用意します。月曜や金曜に荷物を入れたり、図書室で借りた本を入れるのに使います。こちらもサイズが合えば、市販のものでも手作りでもOKです。
えんじ色のカバーに入っている防災頭巾は学校の椅子の背もたれに取り付けて、非常時に備えます。使い方を親子で確認しておくとより安心です。
これで入学準備はばっちり☆新一年生のみなさん、入学式とこれからの学校生活が楽しみですね。
以上しらゆきがお届けしました。