こんにちは、みっきぃです♪
つくば市では、市内で実施している特色ある教育活動を広く知ってもらおうと「つくば市教育日本一キャンペーン2016」を開催しました。
市が取り組む特色ある教育とは?どんな授業が行われていて、子どもたちはどんな様子でその授業を受けているの?
まだ子どもがいない私の頭の中には「?」がたくさん!
興味津々で、つくば市立春日学園義務教育学校の授業公開を見学してきました!
つくば市では、平成24年度に市立のすべての小中学校で小中一貫教育に移行。同校は1年生から9年生までが同じ学び舎で学校生活を送っている市内で最初に開校された「施設一体型」の小中一貫校です。
この日は、さまざまな地域から教育関係者が集まり、つくば市ならではの教育環境や取り組みの成果を熱心に記録していました。
教育日本一を掲げる同市。全国に先駆けて取り組んできたICT教育では、今年、市内の全小中学校52校が日本教育工学協会の学校情報化優良校に認定されるなど、その取り組みは多方向から注目を集めています。
スマートにタブレットを使いこなし、授業に臨む児童たち。
児童生徒一人ひとりの学習理解度を教師が把握しやすくなったり、どういう問題につまずきやすいのかその傾向を分析するのにもこういったツールが活躍していると聞いたことがありますが、技術の進歩を利用して教育の現場もどんどん進化しているのですね。
そして、春日学園では、9年間の連続した学びを通じて「論理的思考力の育成」を目標にした指導の研究、実践に取り組んでいます。
グローバル化していく日本で「未来を拓き、社会に貢献できる人材」を育てるため、根拠に基づき論理的に物事を考え、それを他者へ効果的に伝える力、協働で知識の創造や問題解決に取り組んでいける力を養う学習指導が授業で実践されていました。
4年生の音楽の授業では、教育版のVocaloid(作曲ソフト)を使い、1年生へプレゼントする歌をグループごとに制作。こんな授業、私も受けたかった~(>▽<)♪
ただソフトを使いこなすことが目的ではなく、1年生にとっての歌いやすさ・親しみやすさを意識し、そのためにはキーの高さや曲の長さ・速さ、どんなリズムの曲にするべきか。主観だけでなく、物事を論理的に考えながらグループで意見と智恵を出し合い協力して制作していました。
1年生は、「つくば次世代型スキル」の育成を目指した市独自の教科「つくばスタイル科」の授業を公開。学校の当番や家の手伝いで自分にできることを実践してきた生徒たちはこの日、その活動を報告し合っていました。
アイデアや実行してきたことを可視化するための思考ツールを活用して、考えの整理や自身の考えを友だちへ分かりやすく伝え、意見交換を通じて生まれた新たなアイデアや課題と向き合っていました。
7年(中学1年)生のプログラミング学習、理科や体育など、さまざまな科目の授業風景を見学しましたが、積極的に発言し意欲的に学ぼうとする児童生徒たちの姿がとっても印象的。
思考力を育み、自分の考えを伝え、他者との意見の共有を通じてより良い結果やゴールに向かって協働で解決策を導いていく明快なプロセスに終始感心させられっぱなし。将来子どもができたとき、こういう環境で教育を受けられることを想像したら、安心&楽しみになったみっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ