皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
前回のブログでご紹介した、つくば市筑穂のお箸で食べられるステーキ屋さん「ステーキ食堂 肉の番人」。
昼時ともなると行列ができるこのお店の隣には、実はもう一つ、同じくらい多くのお客さんで賑わう人気店があるんです。
「あぶとら」と読むこちらのお店は、油そば・まぜそばの専門店。
メニューは「油そば」と「坦々まぜそば」の2種類で、都内で12年に渡って修行を積んだ店主が、2011年に満を持してこちらにお店をオープンさせました。
オープン当初は、まだ油そばに対する認知度が低かったというつくば。それならば自分たちの手でこの地に油そば文化を根付かせようと、2つのメニューに特化することでとことんその味を追求、そして多くの人に愛される名店となりました。
店内はカウンター席が8席。子ども用のイスはありませんが家族連れも多く、女性が一人で来店することもたびたびあるんだそう。
行列のできる人気店となった理由の一つは、油そばにからめる醤油ベースのタレのおいしさ。
選び抜かれた数種類の醤油を使って2種類のタレを作り、その2つを合わせることで、油そばのタレが完成するんだそうです。
なぜ、敢えて2つ別々にタレを作った後で合わせるのかというと、それぞれのタレを寝かせる時間や火を入れる時間が違うからなんだそう。ときには仕込みに夜中の2時、3時までかかってしまう日があるというほど手間の掛かった1杯なんですね。
そして、もう一つ「油虎」を語る上で欠かせないのが、こちらの無料トッピング☆
マヨネーズと刻みニンニク、そして9割の人が頼むという自家製の「食べるラー油」は絶品で、これを入れることで味が完成する!と言うファンも。食べるラー油だけを買いに訪れるというお客さんもいるほどなんですよ。
他にも、有料でチーズや温泉玉子などをトッピングすることもでき、2種類のメニューでもいろいろな味を楽しめるというのも「油虎」にリピーターが多い理由の一つです。
初めての方は、まずはこちらのメニュー、「油そば」(並盛り)がオススメ。
麺は「つくば製麺」の特注で、大盛り350g、並盛り250g、小盛り200g。どれを注文しても料金は変わりません。麺の下に秘伝のタレがあるので、熱いうちによく混ぜて、まずはトッピングなしでそのまま食べるのが油虎流です。
ツルッとしながらモチモチ食感の麺に、タレがよくからみ…口の中で絶妙なハーモニー♪
そうしてタレと麺のベーシックな味を堪能した後、ここに「食べるラー油」を投入。すると、香ばしい揚げにんにくの風味が広がって、また違ったおいしさになるんですよ。
女性には特にオススメだという温泉玉子を落とせば、よりマイルドになった油そばを堪能することも^^
こちらはお口直しに出されるスープと、ひと口サイズのご飯。しっかりとした味付けの麺だからこそ、あっさり薄味のスープが良く合います。
一口サイズのご飯は、麺を食べ終わった後に、残ったタレがもったいないな、もうちょっとだけ食べたいなというときに☆
ご飯に残ったタレを混ぜていただくも良し、食べるラー油をかけていただくも良し、皆さん自由なアレンジで楽しまれているそうですよ。
代表の長谷川さん(写真左)と専務の林さん(写真右)。
「若い人が元気な街がいい」と、この地を選んでお店を構えた長谷川さん。今では地元の若い人たちだけでなく家族連れにも愛される人気店となりましたが、「名実ともに日本一の油そば店になりたいので、まだまだこれからです」と、その努力の歩みは続きます。
長谷川さんは、家に帰れば「パパの油そばは世界一おいしい!」と言ってくれる3人のお子さんのお父さんであるとのこと^^そんなかわいいお子さんたちの言葉を胸に、毎日食べても飽きない、永遠のスタンダードを目指してこれからも頑張っていきたいとのことでした。
さて、持ち帰った油虎特製「食べるラー油」&納豆のごはん♪香ばしい風味が意外にも納豆とマッチして、夫と息子にも好評でした(^^)v 私は…ご飯は一杯までにしておかなくては(笑)
以上、食欲の秋はまだまだ続く♪特派員TAKAKOのレポートでお送りしました!
【油虎】
つくば市筑穂1-1-3
営業時間:11:30-14:30 (L.O.14:20) 17:30-23:00 (L.O.22:50)
※材料がなくなり次第閉店
定休日:不定休
駐車場有
詳細は公式twitterをご覧ください