こんにちは、みっきぃです♪
今や日本を代表するソウルフードとして世界中で注目を集める「ラーメン」。人気店ひしめく“ラーメンの街”つくばでは、店主が心血注いだこだわりの一杯に出会えるのも楽しみの一つ。
二郎系、家系、濃厚魚介系など、多様なラーメン店がしのぎを削るこの街で、今回私が訪れたのはこちら。
筑波大学のキャンパスがあり、昼夜学生でにぎわうつくば市天久保エリアに立地する鶏白湯メインの「芛堂寺(イドウジ)」。
2019年12月のオープンから1年経たずして、行列の絶えない人気店に躍り出た注目のニューフェイスです。
重厚な木造りの扉に手をかけると、薄暗がりな店内から漏れるのはわずかな光とラーメンをすする音。大人の隠れ家をイメージしたというスタイリッシュな店内では、外の喧騒を忘れてしまうほど。
とは言え、女性店主をはじめスタッフ皆さんの息の合った接客に、女性ひとりでも物怖じすることなく入店できます。
濃厚で奥深い味わいの鶏白湯を得意とする同店の看板メニューは「深み鶏」。
長時間、手間暇かけて炊き出したスープは、こっくりとした鶏の深い旨みが口いっぱいに広がります。
低加水のストレート麺が濃厚なスープによく絡み、しっとり柔らかい鶏と豚のチャーシューがアクセントをプラス。濃厚なのにあっさりとくせのない一杯、スープも余すことなく完食でした♪
「いかがでしたか?」
カウンター越しに柔らかい笑顔で話しかけてくれたのは、若き店主の伊堂寺まいさん。
和食の店を営む両親の元に生まれ、妥協のない姿勢で厨房に立ち続ける父の姿にいつしか自身の夢を重ね飲食業界へ。ラーメン屋巡りを機に、その飽くなき世界にどっぷりと魅せられ「つくばらーめん 鬼物語」に弟子入り。「炊き出しに手間がかかる分、作っていて一番楽しい」と、鶏白湯を主力に据えて自身のお店を構えました。
看板メニューはもちろん、濃厚つけ蕎麦、冷製和出汁トマトジュレや冷製サーモンチャウダーなど、季節ごとに登場する限定メニューも見逃せない一杯。
また、セルフで設置されているデトックスウォーターやパスタを彷彿とさせるソースと和えるスタイルの替玉にも、「ラーメン好きな方はもちろん、女性ひとりでも気軽に入りやすい雰囲気のお店にしたかった」と話すまいさんらしいセンスが光ります。
「大先輩の店主やラーメン通のお客さんが集まるつくばの街で念願のお店を持つことができて、本当に光栄です。信じて背中を押してくれた師匠に報いるためにも、お客さんの声や反応に耳を傾けながら、真摯にラーメンと向き合い精進するのみです」さっきまでの人懐っこい笑顔から一転、くっと表情を引き締め厨房に立つまいさん。
「この人の出すものなら間違いない」そうお客さんから信頼を寄せられる父の大きな背中を追いかけながら、至高の一杯を目指す「芛堂寺」。これからも期待しています!
ラーメン食べて夏バテ知らず!みっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ
【芛堂寺(イドウジ)】
住所:茨城県つくば市天久保2-6-1 ベストランド4 1F
営業時間:11時30分~14時30分、18時~22時
定休日:木曜日
駐車場:あり(店舗前数台と、店舗から徒歩数分の場所に第二駐車場あり ※入り口に案内の張り紙あり)