人に、花に会いに行きたくなる花屋「花ブンブン」

こんにちは、みっきぃです♪

気分転換したいとき、部屋の雰囲気を変えたいとき。決まって足を運ぶ花屋さん。スタッフさんと言葉を交わし、彩りにあふれた空間に身を置いているだけで、自然と気持ちが潤っていくのを感じます。

TX研究学園駅から車で5分ほど、農産物直売所みずほの村市場の一角に店舗を構える花屋「花ブンブン」。小さな空間を上手に使いディスプレイされている色とりどりの花に、店前を通り過ぎた人も思わずUターンするほど。

お店へ行ったこの日も、店頭にはゆうに50種類を超える生花が。定番からちょっと変わった品種まで豊富な品ぞろえと花持ちの良さが口コミで広がり、常連さんを増やしています。

例えばチューリップ一つとっても、はっきりとした鮮やかな色から、ヴィンテージテイストのインテリアに合いそうなニュアンスカラーのものまで多彩。

左は「モンテオレンジ」、右は買ってから2週間経ってもなお我が家で咲きつづけている「モンテスパイダー」。他にも、「アバンギャルド」「パルミラ」など、その名前にもなんだかワクワク♪色や容姿、質感も名前もそれぞれ。同じチューリップでも、それぞれに個性があることを教えてくれます。

そんな個性豊かなお花を前に、なにやら考え込む女性が一人。ひらめいたような表情で花を移動し、そうかと思ったらまた戻し…楽しげな様子で、店内をうろうろしていたのは、店長の元吉友花（ゆうか）さん。

進学と共にお花の道へ進み約８年。花屋やブライダルの経験を経て、2017年９月から「花ブンブン」の店長を任されています。

「定番も素敵だけど、個人的にはちょっと変わった子（お花）が好きなんです。ぱっと見てかわいいと思ったもの、満開を過ぎた後の変化をも楽しめるものを選んでいます。お店に並んだ子たちを見て、誰よりもワクワクしているのは私かもしれません」少女のように目を輝かせます。

そんな瑞々しい感性で選ばれた“個性的な子たち”に負けず劣らず、共に働くスタッフたちも個性豊か。いつも明るい声がお客さんを出迎え、アレンジメントにもそれぞれのセンスが光ります。

「来てくれた人が自由に花と触れ合える場所でいたい」と、一輪からの購入ももちろん大歓迎。中には、買い物ついでにふらっと花を眺めて帰る人の姿も。お店にならぶ花の美しさと生命力、共存する儚さに魅了され、私も時間を忘れて長居してしまうこともしばしば。日常の中で、ふらっと立ち寄れる癒やしスポットって大事ですよね。

ところで、いつもは同じ色味の花しか買わない私。バリエーションを増やしたいな～と、家でよく使っているフラワーベースを見てもらいお花選びのコツを教えてもらいました。

「いまの時期だから楽しめるお花をメインに、まずは色合いが近い子を選ぶと良いですよ。そこに動きのある子を一つ入れるだけでもアクセントなります」と、本当に楽しそうにお花を選んでくれる友花さん。

我が家でまだ咲いている「モンテスパイダー」も活かせるようにと、少しエッジを効かせた雰囲気で選んでくれました♪