こんにちは、みっきぃです♪
つくば市近郊で生まれ育った私が、この時期になると空を見上げ待ち焦がれていたもの。それは。*゚。*雪*。゚*。
年に数回降るか降らないかのチャンスを心待ちにして、雪合戦にかまくらづくりにと大はしゃぎしていたのを覚えています。そんな雪の思い出はいろいろですが、ところで雪の結晶ってどんな形をしているか思い出せますか?
イラストなどでよく見る、*←こ~んな感じの結晶はイメージしやすいですが、実は多様な形の結晶が存在しているんです!
儚く美しく、知るほどに奥が深い雪結晶の世界。その面白さを知るきっかけとなったのが、昨年に発売され注目を集めている絵本『ろっかのきせつ』。
つくば市にある気象庁気象研究所にて雲の研究をする荒木健太郎さんと、漫画家の小沢かなさんによる気象絵本『せきらんうんのいっしょう』に続く第二弾となる本作。
冬の空から舞いおりた雪の少女「ろっか」が、さまざまな友達の結晶と出会いながら自分を見つめていく物語は、心温まる読後感に包まれます。また、詳しい雪結晶の分類や、雪にまつわる気象メカニズムが分かりやすく解説されているので、年代問わず家族みんなで楽しめる1冊です。
この発売を記念してつくば市内で行われたイベントへ私も行ってきましたᕕ( ᐛ)ᕗ
向かった先は、TXつくば駅から車で5分。“つくばスタイル”をテーマに自然や科学、アウトドアやパンなどつくば暮らしに根付いた選書にも力を入れている「TSUTAYA LALAガーデンつくば」。
イベント冒頭で挨拶を務めたのは、荒木さんの娘さん♪まるで物語の主人公ろっかちゃんが絵本から飛び出してきたのかと思うほどかわいくスタートを切ってくれました。
「将来はお父さんのような雲の研究者になりたいです」と、あどけなくもしっかり者な娘さんからバトンを受け、雪結晶の多様さや雪が降る仕組みなど絵本の見どころを語る荒木さん。
中でも興味深かったのは、雪結晶の姿を手掛かりにそれが成長する雲中の大気の状態を読み解くことができるという話。
“雪は天から送られた手紙である”
そんな言葉を残したある物理学者の方がいるそうで、なんだか天気ってロマンにあふれているんですね。普段何気なく見ていた空の見方が変わりそうです^^
また、身近な気象現象を楽しむきっかけの一つとして、雪の結晶をはじめ、霜や露をスマートフォンなどで撮影するコツも伝授。
参加した方の中には、自分で撮影した雪結晶をフォトブックにまとめたという方や、おもしろい結晶が撮れたときにはSNSにアップして楽しんでいるという方もいました。
#関東雪結晶 #霜活 #露活 といったハッシュタグを付けて写真を投稿するなど、SNSも盛り上がっているようですよ♪
「親子で空を見上げる楽しみがまた一つ増えました」「早速、雪結晶を撮りたい!早く雪が降らないかな~」と、皆さん熱心に荒木さんの話に耳を傾けていました。
イベントの後半は、小沢さんのワークショップへバトンタッチ。各々に好きな形の雪結晶を描き、みんなで一緒に大きな冬の空を彩りました。
「樹枝六花がいいかな~」
「角板鼓もなかなか渋くて良いんじゃない」
そんなディープな会話を交わしながら、どんどん舞い降りていく雪の子たち♪こんなにいろんな表情の雪の子たちがいるかと思うと、ますます雪の日が待ち遠しくなりますね。
「雪が降ったとき、なかなか結晶まで注目することはないかもしれないけれど、肉眼でも容易にその形を観察することができます。子どもから大人まで、身近な存在を楽しんでみてください」と話す荒木さんの周りには、いつまでも熱い雪結晶談義を交わす人たちでにぎわっていました。
荒木さん小沢さん、参加した皆さん、楽しい時間をありがとうございました~!
個人的お気に入りは、羊歯六花なみっきぃがお届けしました。゚*゚。゚。*ヾ(・∀・)ノ*。゚゚。*゚。