こんにちは、つくスタ特派員のゆうママです!
子どもたちが気軽に科学に親しむことができる環境のあるつくばエリア。
数ある研究施設では科学技術週間や一般公開を行うほか、つくばエキスポセンターやJAXAといった常設展示施設もあり、科学がとっても身近です。
ゆうママ家族も研究施設で過ごすことが多々あります^^
先日は12月21日まで「植物化石展」を開催中の筑波実験植物園に行ってきました!
筑波実験植物園は約14 万㎡の園内に自然の景観と植物多様性を凝縮し、植物の高度な学びのできる場。
さまざまな緑と花に囲まれ、癒やしのスポットでもあります^^
季節ごとに様々なテーマでの企画展を行っており、現在開催中の「植物化石展」では当時の気候やそこに生きた植物を教えてくれる植物化石から、植物の進化の不思議や歴史、化石の魅力を知ることができます。
展示のみならず、体験も豊富。
企画展のテーマにちなみ行われていた「化石クリーニング」の体験に子どもと一緒に挑戦してきました。
化石クリーニングとは、石を割り、化石を見つけること。
企画展で展示されているような植物化石を、自分で発掘できる体験です。
ゴーグルをつけて、まるで研究者になったような気分^^
化石を見つけるコツは、地層の境目や割れ目がないか石をよく観察すること。
ポイントめがけて、タガネとハンマーを使って石を割っていきます。
割っている石は木の葉化石の産地として世界的に有名な塩原(栃木県那須塩原市)の約30万年前にできた地層。
30万年前の地層というととても古いもののように感じますが、植物化石の分野ではまだまだ新しい地層で、今の時代と同様の植物を見つけることができるそうです。
植物の進化の歴史にちょっぴり触れることができました。
息子が見つけたのは「オノオレカンバ」。見つけた植物化石の名前も自分で調べました。
とてもきれいな状態で次々と植物化石が見つかるので驚いてしまいましたが、扱っているのは30万年前という大切な化石。
本当に貴重な体験。子どもたちは、つくばエリアで最も身近な職業「研究者」に一歩近づいたような感じですね♪
子どもたちの知的好奇心を満たしてくれるつくばエリア。
「化石」「ロケット」「研究所」なんて言葉が子どもたちの会話に飛び交うのも、つくばならではの光景だなぁとしみじみ^^
以上、ゆうママがお伝えしました!