こんにちは、白菜にお花が咲くことを初めて知ったみっきぃです♪
先日のブログ、「ゆけゆけ乙女のつくば道」筑波山麓自転車ツアーで暮らすように遊ぶでも紹介した通り、自転車ツアーに参加してきた私。
このサイクリングツアーを案内し、リードしてくれたのは、「散歩が好き、自転車が好き、美味しいものが大好き♪」を合言葉に、筑波山麓を中心に活動しているグループ「チーム36(山麓)」のメンバーの方たちでした。
好きなことに共鳴した幅広い年齢の人が集まってアイデアを出し合い、自然と共に暮らす日常を遊びに変え、美味しいものを美味しく食べる気持ちを忘れない人たちばかり。ツアー途中、お昼ご飯を食べる場所を提供してくれたグループ代表の家前に広がる畑には、旬の野菜がい~っぱい!
「自分で収穫するから美味しいんだよ」と、友だちと収穫体験をさせてくれました。グループのメンバーやイベントの参加者たちが美味しいと食べてくれる笑顔が嬉しくて、年々植えるタネの種類も増えているそう。
玄関に貼られた、A3用紙2枚びっしりに書かれた4月の収穫スケジュール。聞きなれない野菜の名前を指差し尋ねると、「俺も分からない。これも育ててみたいってメンバーが勝手に植えていったやつだな」そう大きく笑い、暮らしの延長にある遊びを楽しんでいるようでした。
「チーム36(山麓)」では、自転車を一緒に楽しむイベントから栽培から収穫、料理までを楽しむ「むぎ部」などをはじめ、大人の部活動も盛んだそう。o(●´ω`●)o 「またつくばでの楽しみが増えたね~!土日だけじゃ休みが足りないね」と、スマホのスケジュールを埋める私たちでした。
↑写真は、チーム36(山麓)撮影♪
そして、自転車ツアーの途中では、つくば道が通る神郡エリアにも立ち寄りました♪
「職人の庭」と看板の置かれた古民家の門をくぐると、建物の縁側ではほうき職人によるミニミニほうき作りのワークショップを実施中。つくば市に暮らし、ほうき職人として材料の栽培から作るまですべてを行う女性の職人さん。私も以前カフェ・ポステンで行われたワークショップに参加しましたが、教えてくれた職人さんも素敵な方だし、この土地で育てられた材料を使い作った日用品は、やっぱり愛着が違います。
今年分の栽培はこれからとのことで、今年も元気なほうき草がつくばの地で実るよう応援しています!自分が暮らす街やその近くに、物づくりと向き合う職人さんがいる。そうした人たちと知り合い、言葉を交わす機会があることで、地元に根付いたものを応援したくなるものです。
隣の建物では、手作り綿布団の専門店に教わりながら小座布団や枕づくりをする人たちの姿。
「ここの使ったら、他のはもう使えませんよ」常連さんのそんな言葉を聞いたら、どうして無関心でいられましょうか。「次は枕づくり行こう!」と、またまた楽しみが増えちゃいました(*^^*)
その他にも、カゴ職人やはんてん屋さんなど、いろんな職人さんたちと話していて思ったのです。
「なんで、こんなにも心惹かれるのか?」
欲しい物があれば買える時代。ポチッとするだけで、海をも越えて物が手に入る現代はとても便利です。だけど、物をただ買うのではなく、物が出来る工程を知り、物づくりに対する職人さんの想いを知ること。使い捨て、じゃなくて、古くなったら手直ししてくれる人が同じ街に暮らしているという安心感。
物を買うということ。それは、その物を作った人の技術やかけた時間に敬意を示し、想いに共感しているという意思表示なのかも。浪費癖の激しかった10年前の私が聞いたらびっくりするような感覚が、つくばで暮らす今、芽生え始めている気がしました。
そんな気分に浸っていると、ラッキーなことが!
午前中には売り切れてしまうことがほとんど、何度チャレンジしても売り切れ看板の前に肩を落とすしかなかった、夢にまで見たあるお菓子を食べる事ができたのです!
それは、100年以上続く菓子店「桜井菓子店」のあんドーナツ。やっと食べられるその嬉しさで、写真取りそびれました(笑)
サクッとして、ほろっとして、ふんわり甘さがじんわり広がるあんドーナツ。初めてなのに、懐かしくて、優しくて。筑波山麓に暮らす人たちを表すかのような、忘れられない味わいでした(´ ▽`).。o♪
見たい景色がある
話したい人がいる
遊べる仲間がいて、思い出す味がある
何度でも訪れたい、筑波山麓での春の出来事でしたᕕ( ᐛ)ᕗ