みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
春の訪れを感じさせる代名詞のような桜。
毎日開花情報をチェックして、今か今かと開花を待ち望んでいました!
今年のつくばエリアでは、4月7日の小学校の入学式に合わせるかのように見ごろを迎えました。
自然の恵みを感じることのできるつくばエリアには、桜の名所がたくさん。
場所取りをしなくても、ゆっくりお花見できるところがほとんどですよ。
今回は、つくば市南部の桜ビューポイントをご紹介します。
つくば市観音台にある、農林水産省筑波研究団地「農林さくら通り」の桜並木です。
ここは農研機構や国際農林水産業研究センター、食と農の科学館など農業系の研究機関が立ち並ぶエリア。
ソメイヨシノや山桜、八重桜など約500本もの桜がトンネルのように続いています。
普段は研究機関の方が多く出入する場所ですが、この時期だけはお花見客の姿も。
全長約1.5キロの道路の両側に桜の枝がせり出し、その枝先は歩道を覆うほど。道の先が見えなくなるまで桜が連なる様子は圧巻です。
車窓から桜を愛でるだけでも、お花見を十分に堪能できますよ。
つくば市御幸が丘にある、科学万博記念公園の桜です。
1985年に開催された「つくば科学万博」の会場跡地に整備された科学万博記念公園。
広々とした公園内にはテニスコートもあり、市民憩いの場になっており、
万博当時の名残「ぽっちゃん池」を取り囲むように、満開の約300本のソメイヨシノが出迎えてくれます。
高台から満開の桜と池を見渡せ、遠くには名峰筑波山の姿も望むことができます。
この日は、入園式を終えた家族連れの姿も。真新しい制服に身を包んだ男の子が、満開の桜を背景に嬉しそうに写真に映っていました。
お散歩ついでに愛犬と一緒にお花見という方も多く、みなさん思い思いに桜を楽しんでいました。
太陽の下での桜もきれいですが、夜桜もまた格別なもの。
つくばエリアでは、ライトアップされた桜も楽しむことができます。
つくば市東光台にある「ウシオライティング株式会社つくば事業所」敷地内の桜です。
2014年から本格的に始まったこのライトアップ。
この時期だけ、自社製品を使った本格的なライティングが満開の桜を照らし出していました。
昨年の様子は、みっきぃさんがブログで紹介しています。
樹齢約25年という桜はそれだけでも見事ですが、照明で照らされると一段と美しさを増します。
提灯の明かりという昔ながらの夜桜のイメージとは全く違い、幻想的な雰囲気!
多くの方がカメラやスマートフォンを片手に、その美しさを写真に収めていました。
初めて家族で夜桜鑑賞に出掛けましたが、家族連れも多く、桜と照明機器が彩る光の美しいコラボレーションに誰もがうっとり♪
桜が夜風に揺られて、花の色が微妙に変化するのもライティングのなせる業。
場内に流れるBGMもあいまって、神秘的な夜となりました。
自然豊かなつくばエリアだからこそ、桜が美しい場所も多く、ゆったりとお花見できるところばかり。
まだまだ桜の名所がたくさんありますよ。
遅咲きの桜やしだれ桜など、まだ咲いているところもあるかもしれません。
ぽかぽか陽気に誘われて、おでかけしてみてはいかがでしょうか。
以上、しらゆきがお伝えしました。