どーも、ヤギッチです♪
続々と新しいお店がオープンするため目が離せないTX研究学園エリア。
新しい建物が建設されるたびに「どんなお店かな?」とワクワクが広がります。
その中でも異彩を放つ建物が2015年の9月、学園の森に建ちました。
この外観からして、建築事務所やデザイン事務所かと思っていました。
でもなんと、お蕎麦屋さんだったんです!
近づくと看板があり、建物奥にある入口にはのれんがかかっています。
建物は目立っているのに、まさかお蕎麦屋さんとは思えない!
結果、「隠れ家」のお蕎麦屋さんになっている…こんな斬新な隠れ家、あるでしょうか?
勇気を出してのれんをくぐると、ギャラリーのような待合室と受け付けカウンター。
とてもスタイリッシュな内装に驚きながらも、一気にリッチな気分になります♪
ほのかな高揚感を覚えながら席に通され、気分を落ち着かせ改めて室内を見ると、インテリアの配色や壁の模様、箸置きなどの小物に、和のテイストがセンスよく散りばめられています。半個室も用意されていましたよ♪
「食べ物を引き立たせるために、内装はシンプルにしました」とオーナー。
食事に向き合えるよう窓を極力小さくし、外の喧騒を視界に入れないよう工夫されています。
美味しい食事への追求心!
でも、押し付けがましい感じは一切しません。そこがまた、心地良いんです^^
ランチとディナーの両方にコースと単品が用意されています。今回はちょっと奮発して、ランチのコースを頼みました♪
上の写真は前菜。
色彩豊かで、季節のものもあり、秋を感じさせます♪
蕎麦のガレットや蕎麦味噌はもっと食べたい!と思いました。
真ん中にあるのは湯葉。湯葉の下にはきのこが入っていて、これもまた美味しかった♪
「湯葉は今後も出していこうと思います。下の具材は、今は秋なのできのこですが冬になったらまた変えようかと…」とオーナー。
右上のサラダは、大根の桂剥きが器になっているので、全部食べられます^^
目にも美味しい前菜!感動しました^^
テンションの高まったまま、サクサクの天ぷらの盛り合わせを食べ、いよいよメインの蕎麦です!
蕎麦は信州の高級品、霧下蕎麦を使用しています。
オーナーは独学で蕎麦を学んだのだとか。
店内には石臼など蕎麦を打つ部屋もあり、覗き窓から見ることもできます。
田舎そばではなく、細めの上品な感じ。
有明海苔が食べたくて、私は上のものを注文。
海苔の香ばしさに負けない蕎麦の香り。ほどよい麺のコシが、香りを際立たせています。
そして大根おろしのピリッとした辛味の中に、麺つゆが染みた揚げ玉の甘味が、たまらない!
さっぱり香ばしいお蕎麦に、大満足です♪
こちらは「せいろ蕎麦」。右側の薄い色の蕎麦は、柚子切り蕎麦です。
柚子切り蕎麦って、蕎麦の中でも作るのが難しいと言われていますよね♪
次回は、この柚子切り蕎麦を食そう!と決めました^^
そして、こちらでは蕎麦と自然派ワインのマリアージュを楽しめます。
自然派ワインとは、無農薬で育てたブドウで作られたもの。
また、お店の調味料は無添加のものを使用しています。
「美味しいものを探していたら、無添加になっちゃった」とオーナーはおっしゃっていました。
こういったこだわりを、お客に見せない辺りが、いい感じ♪
蕎麦をある程度理解していないと食べてはいけないような、敷居の高さを感じるお店だと、食べるのに緊張して蕎麦ののどごしも悪くなっちゃいますから(^^;
示庵は誰もが気軽に、上品な気分で、美味しい蕎麦を楽しめる場所でした。
【日本蕎麦 示庵】
住所:つくば市学園の森3-9-1
営業時間:11:30~15:00(LO14:45)、17:00~20:00(LO19:45)
不定休
以上、柚切り蕎麦で頭がいっぱいのヤギッチがお送りしました♪