こんにちは、つくスタ特派員のゆうママです。
TXみらい平駅を中心に開発の進むつくばみらい市。
そのつくばみらい市を拠点として、子どもミュージカル教室や大人向けの声楽、ボイストレーニング等のレッスンを行っている「Shizaki music space」のとある日の活動にお邪魔させていただきました^^
「Shizaki music space」の代表、紫咲大佳(しざきひろか)さんはなんと!宝塚音楽学校を卒業され、宝塚歌劇団の宙組に在籍されていた方なんです!
退団後は地元のつくばみらい市に戻られ、レッスンやボランティアを通して音楽の楽しさを広く伝える活動をされています。
私が見学させていただいたのは、つくばエリアの保育園での子どもミュージカルの指導。
今練習に励んでいるのはミュージカル「オズの魔法使い」。
週に1回、全10回の指導を行っているという園でのミュージカルの練習はこの日9回目を迎え、卒園式での発表に向けいよいよ大詰めといったところです。
演じているのは4、5歳児の園児たち。
「わぁ!衣装がかわいい♪」なんて微笑ましく思ったのもつかの間。すぐにその演技力と雰囲気に惹きこまれてしまいました。
若干5歳の子どもとは思えないセリフや歌、踊り!全身や表情を豊かに使った感情表現の素晴らしいこと!
ミュージカル全体を通すと約45分はあるそうで、練習時間も1時間に及んでいましたが集中力を切らすことなく、時に一緒に演じるお友達をサポートしながら演じる姿。
「セリフの気持ちや、どんな顔になるかなって考えながら演技してみてね」と先生からアドバイスを受けるとまた表情を変え、取り組む。
これが劇団や子役の子達などではなく、園での活動の中で見せる顔なのだから、本当に驚きです!
練習とはいえあまりの完成度の高さと子どもたちの堂々とした演技力に惹きこまれ、思わず涙腺が緩んでしまった私。
我が子も5歳児なので、その頑張る姿が重なってしまい、「すごい!」の一言。
それは指導にあたっていた紫咲先生たちも一緒のようで、子どもたちの成長ぶりに嬉しそうな笑みを浮かべていました。
「始めたばかりのころは、恥ずかしがっている子や不安そうな子がほとんどでした。回を重ねる中で表現することや音楽の楽しさを感じたのか、会うたびに子どもたちが変わっていくんです。子どもの適応力や持っている可能性には驚かされます!それに子どもたちは自分の役だけでなくほかの子の役のセリフまで完璧に覚えているんです」
と紫咲先生。
演じること、歌うこと、みんなで作り上げること。幼いうちからミュージカルに触れることで自分を表現することに臆しない子どもたち。
積極性がでた、と喜ぶ保護者の声も聞かれるそうです^^
また、ミュージカルを園の活動に組み込んだ園長先生も「新しいことに取り組み、日々変化を見せる子どもたちの姿に、逆に私たちがやる気をもらっていますね。ひとりひとりの個性も伸びているようです」と期待を寄せます。
子どもの可能性や個性を伸ばし、感性を豊かに育てる子どもミュージカル。
本当に素晴らしい活動でした!
紫咲先生は今後もつくばエリアの園でのミュージカル指導の活動を広げていきたいと力強くお話してくださいました。
子どもの成長に親は確実に涙涙の感動を覚えることと思います。
まだ活動が始まったばかりの「Shizaki music space」が指導する園での子どもミュージカル。つくばエリアの幼児教育に根付くものとなるといいなぁと心から思いました^^
以上、ゆうママがお伝えしました!
【Shizaki music space】
つくばみらい市陽光台1-1-2c-330
080-2251-5406
shizaki.music.space★i.softbank.jp
(★を半角@に変えてください)