どーも、ヤギッチです♪
今日は高崎しいの木学園高崎中学校のエコに関する取り組みについてご紹介します♪
つくば市の各小中学校には、牛乳パック回収ボックスが設置されています。
1年間につくば市内の小中学校で回収される牛乳パックの総量は、例えば平成24年度で5,631kgとかなりの量!
年に数回、各学校へ市が回収に出向いてリサイクルをしています。
市内の中学校で最も多く牛乳パックを回収しているのが、高崎中学校^^
高崎中学校では各クラスの教室に回収ボックスが設置されています。
この日、回収されたのは114,6kg。多いクラスだと26.7kgもの重さがありました♪
牛乳パック回収をクラスマッチ形式にしたことで生徒たちのリサイクルへの関心が高まり、回収量が増加したそうです。
楽しみながらリサイクルできるのは良いですよね♪
また牛乳パックだけではなく、ペットボトルキャップの回収も熱心に行っています。
リサイクルへの意識の高い生徒が自ら集めるようになったペットボトルキャップの回収を、生徒会が主体となって行うようになって今年で3年目。既に今年は358.8kgも集めました!
「生徒が活動しているのだから…」と先生方の意識も変化。
それまでゴミとして捨てていたキャップを、リサイクルに回すようになったそうです^^
小中一貫教育を進めるつくば市では、小・中学校9年間を通して行う次世代型カリキュラム「つくばスタイル科」の授業があります。
そのつくばスタイル科の中でも重要視されている学習内容が「環境」。
高崎中学校でもつくばスタイル科の授業で、グループに分かれて環境に関する調査を行いました。
水質汚染の問題や地球温暖化、自然エネルギー発電、3アールに関することなど、地球全体に関わることに対し、自分たちにできることは何なのかを考え、実行。
高崎しいの木学園はグリーンカーテンや節電などを徹底し、平成22年度から平成25年度の3年間の間に、電力消費を29%も削減することに成功しました!
生徒にお話を伺いました^^、
「学校で牛乳パックを回収するようになって、僕もリサイクルに出すようになりました。そしたら家族も集めてくれるようになった。あと、水も必要以上に出さないようにしたり、電気もこまめに消すようになりました」
授業を通じて意識が変わり、生活も変化していったんですね。
生きた授業が行われているなぁ、と感じました。
2014年3月2日につくば国際会議場で行われた「環境美化フォーラム」にて、高崎中学校の生徒たちが発表。
「学校だけでなく、地域の人たちや市民のみんなにエコ活動を周知させる必要がある」
「市民全体が環境への取り組みを今以上に積極的に行うことで、更につくばは良い街に
なる」
と呼びかけていました。
実際、生徒のリサイクル活動を見て先生の環境への意識が変化した、高崎中学校の発表は説得力がありました。
映画「Pay Forward(ペイフォワード)」ではありませんが、少しのことでもみんなが行えば大きなうねりになる。
日々の生活のちょっとした行動を起こすことが、大事ですね。
以上、電気をつけた部屋のこたつで寝るのを防がなきゃ!ヤギッチがお送りしました。