気付けば夏休みももうあと10日ほど……と
考えるにつけ寂しくなってしまう、のまどです。
前回のブログに書いた免許の件ですが、
おかげさまで、ついに本免の学科試験を残すのみとなりました。
今回のブログが掲載されるころには、ひょっとすると学科試験の真っ最中かもしれません。
さて、今日は、私の属しているサークルについて書かせていただこうと思います。
私は筑波大学新聞編集部に所属しています。
もしかしたら読んでくださっている方もいらっしゃるかもしれませんね(ありがとうございます!)。
主な活動は、年8回の「筑波大学新聞」の発行です。
「主な」と言いつつも、これがほぼ全てですが…
名前の通り、筑波大学に関すること、筑波大学の学生が関わることなどを取材し、
記事にしています。
週1回の編集会議に始まり、取材、編集、発行、発送作業など、
全て学生の手により行っています。
「新聞部って何してるの?なんか真面目そう……」という声もよく聞きますが、
新聞発行の後には打ち上げをやったり、たまに飲み会をやったり、
部員のお誕生日会をしたりもしています。
このあたりは他のサークルと変わりませんかね。
メンバーは22名。
文系の学生が多いですね。
3年生の12月に引退を迎えます。
私にとって、新聞づくりに携わるなかでの醍醐味は
やっぱり「取材」ですね。
取材は本当に難しいのですが、それと同じくらいとても面白いものでもあります。
基本的には、取材をしなければ記事は書けないわけなので、
どんな取材をするかによって、記事の内容はある程度決まってきます。
もちろん、文章力もある程度は問われるとは思いますが、
一次資料=取材で聞いたことがなければ、そもそも記事は書けませんよね。
取材で何が面白いかといえば、
「こんな人がいるんだ」「こんな考え方があるんだ」「こんな世界があるんだ」という「感動」etc…を
そのたびに味わえることです。
それまでは、人に質問をぶつけたり、人の考えをじっくりと聞いたりする経験があまりなく、
そのようなことが苦手だった私。
「あの人の話を聞いてみたい」「あの人は私と共通点があるのかな」と
人に興味を持っても、恥ずかしさばかりが先に立っていたように思います。
しかし、今ではそれに面白さややりがいを感じています。
メディアを通して、自分とは異なる世界に属する人、
自分とは異なる価値観を持つ人を知ることで、
多かれ少なかれ、その人の生活(人生)が豊かになるのではないか、というのが私の持論です。
(ちょっと大げさかもしれませんが)
これまで、新聞や雑誌などを読んで、そのような瞬間に数えきれないほど出会ってきました。
そのたびに「メディアってすごいなあ」と思ってきました。
近年のメディアに関しては、批判も多く聞きます。
それについてはしっかりと反省・改善することが大切だと思いますが、
メディアが先に述べたような「素晴らしさ」を持っていることもまた事実ではないかと思います。
筑波大学の中でも、そのことは言えると思います。
取材をするなかで「筑波大について自分が知らないことはまだまだたくさんあるな」と痛感する機会は本当に多いです。
いやむしろ、毎回です。
そのたびに、自分の世界が広がっていくのを感じます。
「こんな考えを持つ人がいるんだ」
「筑波大学ではこんなことが起こっているんだ」など、
取材をするなかで自分が抱いたそのような「感動」を、
大学新聞を通して、今度は読者に届けたいと思うのです。
質問をするときも、「読者はこの人についてどんなことを知りたいんだろう」と
考えながらするよう努めています。
もうすぐ9月。
3年生の先輩方の引退が、意外にもすぐそこまで来ていて、びっくりです。
そのあとは、いよいよ私達2年生が部を引っぱっていく番です。
引退まではこちらの予想以上にあっという間でしょうが、
あと1年ちょっと、全力で駆け抜けます!!
今回はちょっとお堅い話になってしまいましたね。。。
次回はもう少し軽くいきたいと思います。
それでは、ここまでお読みいただき、ありがとうございました!!
(注:写真は本文と直接の関係はありません。。。 でもこの雲の流れ、気に入りました)
〈文責:のまど〉