皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
本屋さんへ行くと、時々気になって手に取るDIYの本。皆さんは、日曜大工にチャレンジしたことはありますか?
本棚やちょっとしたテーブル、大きな物ではウッドデッキなど、自分で作ることができたらきっと楽しいですよね!
この夏、つくば市上郷の建築会社「建明(けんめい)」で、テーブルや椅子などが材料費・作成費無料で製作できる「夏のものづくり教室~DIY木工遊び~」が開催され、多くの参加者で賑わいました。
「建」築で「明」るく幸せな未来を作る会社「建明」は、2007年の創業以来、社寺や重要文化財補修のほか一般住宅や店舗などの建築物も手掛けてきた木造建築のスペシャリスト。上郷の工場では、立派な丸太が何本も、訪れた家族連れを待っていました。
夏休み期間中、計3回開催された「夏のものづくり教室」はこの日が最終日。
テーブルや椅子、カッティングボード、ガーデンサインの中から好きなものを選んで作ることができるのですが、参加者の中には今回が3回目というリピーターも☆
日曜大工は未経験という人がほとんどでしたが、スタッフの皆さんが優しく教えてくれるので、不安なく取り組むことができました。
特派員親子が選んだのは、キッチンに置くとテンションが上がりそうな可愛いカッティングボード♪
テーブルなどに比べてサイズが小さいので楽かな?と思ったのですが、分厚いシイの木をのこぎりで切る作業はなかなか大変!まさに体力勝負です。
「ちょっと休憩させて…」と娘に泣きついた私の目に留まったのは、丸太のイス作りに励む、地元つくばのツワモノ小学3年生!
カッティングボードの板を切るのですら根気のいる作業ですが、丸太となると1時間以上かかる大仕事!弱音を吐かずに一人で頑張る姿に大人たちから拍手でした。
そして、小学5年生のお兄ちゃんの方はテーブル作りにチャレンジ。組み立てたテーブルに丁寧に紙ヤスリをかけるお兄ちゃん。いい仕事してますね!(^_-)
つくばみらい市から訪れたこちらのご家族は、3回目の参加とのこと。今回はカッティングボードなどに挑戦しました。
パパさんを含め、日曜大工はほぼ経験なしとのことでしたが、すっかりDIYに目覚めた?!仲良しご家族でした^^
古民家修復の際に取り出した柱を前に、「新築するからには、500年もつ家を作りたいんです」と語る棟梁の望月聡志さん。
「建明」の家づくりは、なんと山から原木を探すところからスタート。一本一本違う“木の個性”を最大限に生かし、現場で手加工して適材適所で使うことで、木の命を最大限に引き延ばし、家の命を永らえさせることができるのだと言います。
工場の横に積み上げられていた丸太は、実は太陽光パネル設置のため、各地で伐採された木なのだそう。
廃棄されるはずだった木々たちを建明で回収し、建築物の一部として新しい命に変えてあげたいのだと望月さんは言います。
木を大切にし、使い捨てのような短い寿命の家は作らない、そんな建明の木造建築に対する思いがここにも現れています。
実は、アメリカ文化好きという意外な側面もある望月さん^^
「木造と言うと昔風な感じがしますけど、和風じゃない感じの家もできるんですよ」という、望月さんこだわりの内装デザインにも注目です。
親子で頑張った作業もいよいよ大詰め。
特派員が取り組んだカッティングボードは、持ち手部分に穴を開けてもらい、表面を滑らかにする機械に通した後、最後に紙ヤスリをかけて完成です。
「庭に立てます!」と全く疲れを感じさせない笑顔で答えてくれたのは、ガーデンサインを製作したママさんと娘さんのコンビ☆
持ち帰った後、色を塗ったり文字を書き入れたりするそうです。家族で作ったものは愛着もひとしおですよね。
以上、達成感でいっぱいの皆さんの笑顔に、あらためてDIYの良さを実感した特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。
【建明】
つくば市上郷2065-2
TEL:029-875-4150