こんにちは。さくら子です♪
4月16日(月)~22日(日)に開催された「科学技術週間」
研究機関が集中しているつくば市では、今年も40カ所の研究機関が施設の特別公開やイベントなどが行われました。
今回は、国立科学博物館筑波研究施設で開催された「科博オープンラボ2012」に参加して来ました。
国立科学博物館には、自然史と科学技術史の研究機関として、
5つの研究部が設置されています。
都内にあった動物・地学・人類・理工学4つの研究部と産業技術史資料情報センターの研究機能、
そして400万点を超える貴重な標本・資料がつくばに移転し、2012年4月から筑波研究施設としてスタートしました。
今回のオープンラボは、新体制でスタートしたばかりの筑波研究施設を広く市民に知ってもらう為に
研究内容を特別に公開するということで開催されました。
会場である国立科学博物館筑波研究施設に到着すると、すでに駐車場は満車、沢山の人で賑わっていました!
今回のオープンラボで一番人気だったのが、「標本見学ツアー」。
沢山の重要な標本が収められている標本棟に入り、研究員から解説を受けられるというとても
貴重な体験が出来るチャンスとあって、朝から見学ツアー申込に長い行列が出来ていました。
私も標本見学ツアーにぜひ参加したかったのですが、残念ながら全て満席で参加する事が出来ませんでした。
その代わり、自然史標本棟が一般公開に先駆けて先行公開されるというので、早速見学してきました!
館内にはなかなか見る機会のない貴重な標本が沢山並んでいました!
クジラ等の巨大な骨格標本も展示してあったので、その大きさと本物ならではの迫力に見ている
誰もが圧倒されていました。
また展示の奥にミナミゾウアザラシの剥製が展示してあったのですが、その大きさにビックリ!!!
なんと雄の体長は6.5m、体重は4tに達することがあるそうです!
あちちから「すごい!!」「わあ〜大きい!」「びっくりした〜」などの声が上がっていました。
やはりこうして実際に本物を目にする事で感じた驚きや感動は、子ども達にとっては何よりの経験であり、
机の上では学ぶ事の出来ない貴重な勉強になったろうなと思いました。
他にも理工学研究部、動物研究部、植物研究部、地学研究部、人類研究部の研究内容の発表があり、
どのコーナーでも沢山の人が熱心に話を聞く姿が見られました。
人類研究部では「模型から見る人類の進化」「骨から見る日本人の歩み」の発表がありました。
研究員の話に真剣なまなざしを向ける子ども達。
みんな目がキラキラ輝いていて、研究員の話に熱心に耳を傾けていました。
このように研究者から直接話を聞けるなんてとても貴重な機会ですよね。
これも「科学の街つくば」ならではの素晴らしい教育環境のひとつだと感じました。
地学研究部では「2億7千年前の小さな化石を見てみよう」というイベントが開催されていました。
石灰石の断面を磨いて古生代の有孔虫のフズリナを観察しようという取り組みです。
みんな真剣な表情です!
とにかくどのコーナーに行っても子ども達の真剣な表情、好奇心一杯の輝く瞳が印象的でした。
もちろん子どもだけでなくて大人も十分楽しめましたよ!
理系は苦手な私ですが、どのコーナーでも研究者がわかりやすく説明してくれたのでよく理解出来ました。
知らない世界を知る事って本当に楽しいですね。
こんな風に気軽に科学に触れられるのも、科学の街つくばならではですね。
つくばエリアに在住する小学生男子の夢の第1位は、科学者・研究者で、回答者の25%というのも、
こんな風に科学に触れる機会が身近にあるつくばエリアだからこそだな〜と感じました。
以上、さくら子がお伝えしました♪