こんにちは、夏休みの宿題はラスト1週間が正念場だったみっきぃです♪
子どもたちの夏休みも残すところ一カ月を切りましたね。つくばエリアですれ違う子どもたちのこんがりと焼けた肌、のびのびとした表情からは夏休みを大満喫している様子が伝わってきて、なんだか微笑ましい日々です(*^^*)
市内に集積している研究所を一般開放して行われている「ちびっ子博士」、筑波山をはじめとするアウトドアスポットも充実しており、親子で夏休みを満喫できるつくば市。“楽しい”をきっかけに学びへつながる体験が遠出しなくても出来るのがつくば暮らしの嬉しいところです♪
ある夏休みの一日。TX研究学園駅から歩いてすぐ、研究学園駅前公園内に設置してある古民家「つくばスタイル館」では、小中生を対象とした「本格和体験」が行われていました。
スーパーや飲食店、医療機関の立地が続き、平成30年には小中一貫校(仮称)葛城北部学園の新設が待ち望まれるなど、子育て世帯に嬉しいニュースが続いている研究学園エリア。発展が進む一方、つくばならではの文化や歴史を継承していこうとする取り組みも行われており、古き良きつくばの暮らし方を体感してもらえるようにと地域住民に開放されているこの古民家。駅近くにありながら、タイムスリップしたかのようなのんびり時間が流れています♪
母屋で実施されていたのは、市内で草木染めを中心にワークショップなどを行っている「ぷにの家」の飯塚さんによる型染講座。
染物屋さんから譲り受けたという繊細な文様が施された型紙の中から、自分の好きなものを1枚選んで手ぬぐいを染めていきます。
「これかわいい!でも、こっちも好きだな、、、やっぱりあっちの柄にする!」
職人による繊細な技術にうっとりしながら、自身の中に芽生える「好き」にじっくり向き合うこと。それは、自分らしい感性を磨くことにつながっているのかも。子どもでも大人でも、かわいい物を目の前にして迷う姿って愛らしいな~と私は思います(*^^*)
手ぬぐいと型紙を重ね、ヘラを使って糊置き。力も必要ないので、子どもでも簡単♪
藍の染液にとっぷりと浸した後、空気にさらした手ぬぐいは酸化して深い藍色へと変化していきます。それを見ていた子たちは、興味津々。「なんで?」が溢れ出ている様子でした。
また、隣にある釜屋ではみんなでこねこね。つくば市内を中心に手作り和菓子を販売している「かえる工房」のトノサマガエル!?ではなく、細川さんによる練り切り教室で賑わっていました。
和菓子の基本だという、夏菊。手元に神経を集中させ、慎重に飾り模様を付けていきます。
ほおづきや朝顔など、季節を感じ味わう練り切り。四季や旬の物をさまざまな手段で表現してきた日本人の感覚ってやっぱり良いな~♪
「楽しかった!」「またやりたい!」と話してくれた子どもたち。完成イメージを膨らませ、両手を器用に動かし、物づくりの楽しさをたっぷりと体験していました(*^^*)
街の発展に伴い、子育て世代の移住が増えている研究学園エリア。出身地や育った街の文化もさまざまな人たちが集い暮らすこの街で、誰もがほっとできるこの古民家は人々の憩いの場でもあり、和の住環境にも触れることができる貴重な場所です。
美しく切り取られた模様から、こぼれる光がきれい。
古民家に設えられている木枠の窓や障子は、丁寧に扱わないと壊れてしまう恐れも。だからこそ、物を大切に、丁寧に使う姿勢を伝えるきっかけにもなります。
和の衣食住体験は、子どもたちの心にどのように刻まれ、どんな芽を生やしてくれたのでしょうか♪手仕事の面白さと繊細さ、心にすとんと収まる和の美しさを感じさせてもらったみっきぃの夏休みでしたᕕ( ᐛ)ᕗ