こんにちは。
つくばスタイル特派員のサヤです。
冷たい雨の降る日曜日。
外遊びができずがっかりしている子どもたちとは対照に、私は朝からワクワクしていました。
そう、この日は何週間も前から楽しみにしていたマーケット「Village Market Tsukuba」が開催される日だったんです!
訪れたのは、つくばエクスプレス(TX)研究学園にほど近い「研究学園駅前公園」。
研究学園駅から徒歩3分なので電車でも、周辺に有料の駐車場があるので車でも、アクセスしやすい場所です。
初開催となる今回は49店舗が出店。
季節を感じられる新鮮な野菜や想いの詰まったフード、ドリンクなど食べ物を中心に、色鮮やかなソープやうっとりするようなキャンドルなどの雑貨まで、さまざまな出店者のテントが軒を連ねていました。
つくば近隣だけでなく県外からの出店者や、実店舗はもたずイベントやマーケットだけに出店するお店など、初めてみるお店や気になっていたお店が一堂に会するとあって、テーマパーク並みにテンションがあがったのは私だけではないはず!雨が降っているにも関わらず多くの人が訪れ、たびたび足を止めながら、お店の人と楽しそうに話す姿があちらこちらで見られました。
“Earth Day Every Day”をテーマに、地球や環境のことを考え、それぞれの想いと行動を発信し、コミュニティーと共に歩むマーケットを目指しているというVillage Market Tsukuba。主催メンバーの一人、エミカさん(写真中央)にお話しを伺いました。
「作り手がどんな想いで作っているのか、どういう物を使って、どういう工程で作られているのかなど、生産者から直接聞いて購入することができるのがマーケットの魅力です。そうやって買ったものは、安心感もあるし、自然と大切にいただくという気持ちが生まれてくると思うんです。それがフードロスを減らし、人にも地球にもやさしい暮らしにつながっていくんじゃないかなぁと。また、人と人が交流することで地域全体が盛り上がる。コミュニケーションが希薄になっている今、これってとても大切なことだと感じてるんです」
地域貢献や環境問題への想いも熱く、マーケットの本部にはフードバングやリサイクルできる使用済み歯ブラシの回収ボックスなどが設置され、行き交う人の関心を集めていました。
「まずは知ってもらう事から。小さいことだけど、大きな一歩です」と話すエミカさん。控えめな口調とは反対にブレない芯の強さがとても頼もしく見えました。
そんな主催メンバーの志に共感し集まったお店は、人や環境に配慮した、こだわりの物づくりをしているお店ばかり。
農薬や化学肥料が使われていなかったり、過剰包装はせず紙製の包装紙を使っていたり、廃棄されてしまうものを有効活用していたり。中には、7大アレルゲンフリーの米ぱんのお店や、石油や添加物なしの石鹸などもあり、幅広い人たちが楽しめる場になっていました。
各お店の活動については、Village Market TsukubaのInstagram にも詳しく載っているので、ぜひチェックしてみてくださいね♪
開催は月に一度。
晴れた日には、中央にある芝生にシートをひいて、のんびりピクニック気分を楽しむのもいいですね。
特別な観光地や豪華なお店に行かなくても、マーケットで季節の移ろいを感じながら、心のこもったおいしい食べ物や雑貨で豊かなひと時を過ごす―。
こういう時間も、とっても「贅沢」なのかもしれませんね。
笑顔で迎えてくれるお店の人との会話も楽しみに、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、お気に入りのお出かけスポットがまた一つ増えて嬉しいサヤがお届けしました(‘◇’)ゞ
【Village Market Tsukuba】
https://www.instagram.com/village.market.tsukuba/
次回開催予定:11月28日、10~16時、研究学園駅前公園
詳細はInstagramをご確認ください