皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
つくばエクスプレス(TX)「万博記念公園駅」の北側に位置する「香取台」。
駅から徒歩圏内のこの地区では自然を残した宅地開発が進み、のびのびとした暮らしを楽しみたいとファミリー層の移住が増加。2023年には「(仮称)香取台地区小学校」が開校予定で、更なる子どもの人口増加が見込まれています。
今回特派員がお話をうかがったのは、そんな環境に惹かれて一昨年この地に新居を構えたKさんご一家。その暮らしぶりについてリモートインタビューさせていただきました。
Kさんご一家は、旦那さまと奥さま、サッカーが大好きな高校生と中学生の息子さんの4人家族。
今から10年ほど前に旦那さまが北海道から都内へ転勤になったことを機に、つくばへ転居しました。
つくばから都内へ通うなんて遠いのでは?と思われがちですが、当初はKさんご夫妻も埼玉県や千葉県の賃貸物件を中心に探していたんだそう。そんな折、つくばに住む友人からつくばの住環境の良さや都内への通勤・通学にも便利だという話を聞き、つくばの物件を探すようになったとのこと。当時、万博記念公園駅周辺は今ほど開発が進んでいなかったため、びっくりするほどのんびりとした環境に最初は戸惑いもあったそうですが、都内(六町駅)までTXを使って最短34分というアクセスの良さや、新築の広い賃貸物件を見つけられたこと、何より育ち盛りの子どもたちがのびのびと暮らせる環境に魅力を感じ、万博記念公園駅エリアに住むことに決めたそうです。
そして、一昨年、念願のマイホームを香取台地区に建設。北海道から移住して7年。長く住んでいるからこそ、自信を持ってこの場所を選択することができました。
周辺には、徒歩圏内にスーパーやドラッグストア、100円ショップなどがあり、こちらで日用品を揃えることができるほか、隣のTX研究学園駅には「イーアスつくば」や「コストコ」といった大型の商業施設があるので買い物には不自由しないそう。市役所や警察署へも車で10分程度で行けるため、各種手続きも便利だと言います。
2022年には近くに圏央道スマートICが供用開始予定で、利便性の高さがますます注目されていますが、住宅地への車の流入は少ないのでゆったりと暮らせているという旦那さま。市外、県外からの転入者が多いため、これから作られていく街であるというところも魅力の一つでした。
Kさんご一家のお兄ちゃんが卒業し、今は弟くんが通っている「高山学園つくば市立高山中学校」。
現在は1学年3~4クラスの編成。学校行事は子どもたちが自主的に作り上げている印象があり、部活動も活発とのこと。充実した3年間を過ごしたお兄ちゃんを見ていて弟くんは小学校のときから入学を楽しみにしていたんだそうです。
つくばの子どもたちの印象は「よく本を読み、よく習い事をしている」。
図書館では10代の学生から幼児まで、子どもたちの姿をよく見掛けるそう。知的好奇心が高いだけでなく、スポーツなどの習い事をしている子どもも多く、Kさんの2人の息子さんたちも小学生の頃から長くサッカーに取り組んでいます。
サッカーを始めたのは、自転車で10分ほどの場所にある「万博記念公園」隣接のフィールドでサッカーチーム「つくばFC」のスクールが毎週開催されており、そこに参加したのがきっかけだったとのこと。
「つくばはサッカーができる環境に恵まれているんです」というKさん。
「つくばFC」のほかにも、車で15分ほどの距離には「鹿島アントラーズつくばアカデミーセンター」があり、本格的にプロを目指す子どもたちから、走り方を教わりたいという子どもたちまで、少年団、クラブチーム、部活といったさまざまな受け皿があるのがつくばの良いところだそうです。
「サッカーを通じて出会いが豊かになったり、仲間を得たりすることがあればいいなと思っている」と、少年団のコーチが言っていたことを卒団した今も覚えているというご夫妻。そうした指導者のもとで育った少年団の子どもたちの未来が楽しみだそうです。
自宅近くの「香取台吉祥(きちじょう)公園」には3つの広場があり、兄弟仲良くサッカーをすることも。
家族の趣味は、読書や映画鑑賞、ボードゲーム、レゴにテニスに卓球と多岐に渡り、息子さんたちが幼い頃は家族でキャンプに行くこともあったというアクティブなご一家ですが、今ではすっかりサッカー三昧♪ 子どもたちの試合観戦がご夫妻の休日の楽しみとなっているそうですよ。
現在、香取台地区に住む児童は「高山学園つくば市立島名小学校」に通っていますが、子どもの増加に合わせて小学校の新設が決定。「(仮称)香取台地区小学校」が2023年4月の開校に向け、香取台吉祥公園のそばに建設中です。
「地域の方々と共に学び育つ学校」「楽しそう、行ってみたい」と思えるような施設になることを目指し、校舎は8の字型のつくりで随所に多目的スペースや異学年交流スペースが配置されるとのこと。校庭の南側には芝生を敷き、子どもたちの遊び心を刺激するような遊具を配置した「遊びの広場」を整備するほか、万一の災害時には避難所として機能するよう、自家発電設備や防災用井戸などの導入もされ、地域の安心安全を担う施設となるんですね。
モダンなデザインでありながら、木材がふんだんに使用され、木のあたたかみを感じるKさん宅。
家づくりにおいてこだわったところは、暮らしの変化に対応して収納部を増減できるようにしたことと、家族が多くの時間を過ごすリビングの床を無垢材にしたこと。
思わず寝転びたくなるような気持ち良さだろうなあ…と特派員が思っていると、次男くんが床の上で寝ている姿をママが隠し撮りで送ってくれました( *´艸`)
そんな次男くんと一緒に作ったサンキャッチャーが、虹の玉を作り、床の上でキラキラと輝く様子を見るのが好きだというママさん。「天気のいい日はこれが見たくて掃除をやる気になるんです」と笑う、とっても明るいママさんでした(#^.^#)
夜になると、夏はカエル、秋はコオロギが合唱する、自然豊かな香取台。
香取神社のある「まもりの杜公園」では青々と木々が茂り、その名の通り香取台を見守る存在として住民に親しまれています。
公園で、家族連れや近所の兄弟が入り混じって楽しそうに遊んでいる姿を見ると微笑ましく思うという旦那さま。
普段は東京の飯田橋に勤務していますが、コロナ禍の現在はリモートワークになることも。
スーツに革靴、マスクを着用して一日中過ごさなくてもよいこと、家族で食卓を囲む頻度が増えたことがリモートワークになって良かった点だと言います。
家づくりを始めたときにはこのような事態になるとは想像していませんでしたが、ステイホームの最中でも、子どもたちが窮屈な思いをすることなくのびのびと過ごせているのを見て「家を建てて本当に良かった」と感じるそうです。
将来、子どもたちが巣立った後、ひょっとするとおじいちゃんやおばあちゃんの住む北海道に戻ることがあるかもしれないというKさん。
それでもマイホームを建てようと考えたのは、香取台という場所に将来性を感じ、財産としての家作りができると思ったから。家族それぞれの未来の姿を心に思い描きつつ、今は2人の子どもたちの成長に目を細める日々です。
以上、コロナ禍でも元気いっぱい、笑顔いっぱいのこどもたちの姿についうるうるしてしまう特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました☆