みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
日に日に暖かくなり、寒さの中にも春の訪れを感じる時期となりました。
草花の芽吹きを見ると、春はもうすぐとうれしくなりますね。
今回は春を探しに、娘と公園へ遊びに行ってきました。
この日訪れたのは、つくば市御幸が丘にある「科学万博記念公園」です。
ここは広さが約6万㎡もある広大な公園で、全天候型の5面のテニスコートや芝生広場などがあります。
その名前の通り、1985年に開催された「科学万博―つくば’85」の会場となったこの場所。その跡地の一部が公園に整備され、市民に親しまれています。
広い芝生広場では、レジャーシートを敷いてピクニック気分を楽しめます。
広々としているので、気兼ねなくゆったりと過ごすことができますよ。
今回持参したのは、以前にブログで紹介した「nico」のパン。買い求めたパンに娘は大興奮。うさぎやはりねずみのかわいらしいパンを前に「食べるのは勿体ない…」と言いつつも、「おいしい!」とあっという間に完食です。
同じようにシートを広げていたファミリーは、バドミントンを持参してスポーツを楽しんでいました。
公園でスポーツをしていても、他の人とぶつかったりしない、この“のびのび感”がいいんですよね。「子どもには思いっきり駆け回って遊んでもらいたい」という親の思いを叶えてくれる環境です。
思い立ったら好きな時にスポーツを楽しめる場所があるのは、うれしいですね。
ランチが終わったら、公園での春を探しに出発です!
「どこかに春はないかなぁ?お花が咲いていたらいいのにね」と元気よく歩きだす娘。
新たに整備された階段を使って「ぽっちゃん池」へと下りていきました。
「ぽっちゃん池」は万博会場に設けられた池がそのまま残されているものです。
当時の名残を感じられる貴重な場所です。
池には鯉が優雅に泳ぎ、野鳥が羽を休める姿を見ることができます。
橋を渡ると、桜の木々が見えてきました。ここは桜の名所としても有名な場所。
枝を見ると、つぼみが少し出てきていました。これが咲くのもあと少し!満開の桜並木が楽しみですね。
ここでは遠くに見える筑波山と満開の桜を同時に楽しむことができますよ。
池の周囲をぐるっと歩いて、高さが約10メートルもあるという公園のシンボル「科学の門」へ。
巨大なモニュメントにたくさんの銀の玉がぶら下がっています。
このつりさげられている銀の玉を遠くから見てみると…
見る方向により4人のある人物の顔となるように見えるのだそう。それは、皆さんがよくご存じの科学者の顔とのこと。それが誰かは、ぜひご自分の目で確認してみてくださいね♪
いつもは遠くから眺めている「科学の門」を下から見てみました。下からの角度で見たことはなかったので、新たな驚きです。
足元には万博当時の会場地図があり、当時に思いを馳せることができますよ。
もちろん懐かしのキャラクター「コスモ星丸」のイラストも!娘にはよくわからないようでしたが、万博を訪れた世代にとっては懐かしいものでした。
桜のつぼみを見つけ、春らしさをひとつ感じることが出来ました。公園内をゆっくりと散策して、娘と楽しい時間を過ごせたのも大きな収穫です。
犬の散歩やウオーキングなどを楽しむ人でも賑わっていた科学万博記念公園。たまにはふらっと公園で散策するのも素敵な発見があって、楽しいものですね。
以上しらゆきがお届けしました。
■万博記念公園
所在地 つくば市御幸が丘6