皆さん、こんにちは!つくスタ特派員のTAKAKOです。
全国的にもハイレベルな学力を有することで知られるつくばエリアの子どもたち。
学力だけにとどまらず体力テストの結果も良い子どもが多く、日頃から豊かな自然環境のもとで勉強も運動もしっかりと取り組んでいるなあと感じます。
そのように文武両道で育まれた子どもたちが、いったいどのような高校を目指し、通っているのか、気になりますよね!
つくばエリアから通える高校は公立、私立共に数多くありますが
今回は、その中でも公立上位校と呼ばれている5つの県立高校をご紹介したいと思います。
TXつくば駅から徒歩15分。つくばエリアに住む子どもたちにとって大変通いやすい距離にある「茨城県立竹園高等学校」は、恵まれた地域環境を活かした国際理解教育や科学教育が特長。、国公立大学では筑波大学への圧倒的な進学実績があり、都内の有名私立大学にも毎年多くの現役合格者を輩出しています。
「竹高」と言えば、質の高い英語の授業が有名。 英語による思考力・表現力・コミュニケーション能力の向上を目指し、オールイングリッシュの授業や模擬国連といった独自の英語プログラムが実践され、人気です。中でも毎年学校説明会で披露される英語部の発表は圧巻で、「全国高校生英語ディベート大会(全国大会)」での優勝経験もあるんですよ。
つくば駅からバスで20分。つくば市を南北に縦断する「西大通り」沿いにあるのは「茨城県立牛久栄進高等学校」。
1987年創立のこの高校は、茨城県内初の単位制高校。教育課程表の学年の区分を取り外し、幅広い選択科目の中から生徒が自分の興味・関心、進路等に応じて科目を選択することができるようになっています。
単位制授業は選択希望者が原則10人いれば開講するそうですが、15人未満の講座が8講座、15人以上20人未満の講座も13講座あったりと(令和元年度)、少人数制の授業があることも魅力の一つ。生徒ひとりひとりの特性を尊重し伸ばしていくというスタイルで、難関大学への進学も果たしています。また、サッカー部など部活動が盛んなことでも人気のある高校なんですね!
次にご紹介するのは、つくば市やつくばみらい市からもスクールバスが出ている 「茨城県立竜ケ崎第一高等学校」。
創立120周年を迎える伝統校ですが、今年4月に併設型附属中学校が開校することで今とても注目されている学校の一つです。
SSH(スーパーサイエンスハイスクール)として文科省の指定を受けている進学校で、昨年度も国公立大学や早慶を含む私立大学に多くの合格者を輩出しました。
文武両道の高校として有名な「竜一」は、大学進学を目的として入学する生徒はもちろんのこと、部活動のために入学した!という生徒も多数。 高いレベルでの文武両道を実現しており、ライフル射撃部は全国規模の大会で入賞を果たす活躍をしています。
つくば市の隣、土浦市にある「茨城県立土浦第二高等学校」は1903年の創立以来女子校として長い歴史を歩み、男女共学となって26年目となりました。
確かな学力を育てながらもやわらかな心を育む「学力の伸長と人間力の育成」がスローガン。標準より長い55分授業や、土曜課外、平日課外、長期休業課外といった取り組みも実施されている進学校です。
「二高」と言えば、県内随一の施設・設備が整った学習環境が人気で、部活動も広い体育館やグラウンドを使って盛んに行われています。2018年に改修されたプールでは、全国でも珍しい“水球のできる”水泳部が日々練習に励んでおり、昨年の茨城国体では水球の会場としても使用されました。
また二高は、「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎著)を漫画にした羽賀翔一さんの母校でもあります☆
最後にご紹介するのは、 東京大学や医学部医学科に多数の合格者を輩出している「茨城県立土浦第一高等学校」。
授業第一主義を実践しており、ハイレベルで密度の濃い授業が有名です。
何事にも主体的、能動的にチャレンジするのが「一高生」。生徒たちは勉強だけでなく部活動や学校行事にも全力で取り組んでいる印象があり、中でも企画から運営まで全てを生徒の手で担う文化祭「一高祭」は、そのクオリティの高さが評判で毎年5000人を超える来場者がある人気イベントとなっています。
2021年度には附属中学の開校も決定しているので、これからますます活気あふれる学校となることでしょう!
その他にも水海道第一高等学校や下妻第一高等学校など、つくばエリア周辺の「一高」にも多くの生徒が通っています。
今年は3月4日に学力検査が実施される県立高校。頑張っている全ての受験生を応援している、つくスタ特派員のTAKAKOでした^^