こんにちは、みっきぃです♪
皆さん、学校生活で何の時間が楽しみでしたか？数ある思い出の中でも、「給食」の時間を回想する方、多いのではないでしょうか。
私が給食にお世話になった日々から早十数年…いまの子どもたちはどんな給食を囲んでいるのか。そんな興味を携え、つくばみらい市の給食センター「MIRAI-LUNCH（ミライランチ）」を訪れてきましたᕕ( ᐛ)ᕗ
2018年春に新設されたばかりの同センターでは現在、市内の公立小学校12校、中学校4校、幼稚園3園に提供する約5,300食が作られており、米やトマト、ぶどうなど、豊かな土壌で育まれるつくばみらいの特産品や地場産の食材を中心に使った給食が提供されています。
また、安全な給食を作るため、HACCAP（ハサップ）と言われる食品衛生管理の方式に則った調理環境が整備されており、調理場の温度管理や作業区域の明確化を徹底。食物アレルギーがある児童・生徒の食事についても、他の調理場と区分けされた環境で専任スタッフが対応しています。
こうした“安心・安全”をモットーに作られている給食を広く知ってもらおうと、市内在住・在勤者を対象にした施設見学や試食会も実施されています。
11月に行われた試食会には、「給食がおいしいといつも子どもが嬉しそうに話すので、どんなものを食べているのか興味がありました」「自分たちが食べていた給食とは内容も随分変わった。いい機会だから覗いてみたくて」と、幅広い世代の方が参加していました。
この日の献立は、麦ごはん、牛乳、鶏肉のおろしソースかけ、ごまあえ、つくばみらい市産野菜たっぷりみそ汁、県産さつまいもの一口ようかん。
「普段、私が食べているお昼ごはんより栄養バランスが行き届いている。毎日こんなご飯を食べられて、うらやましい」と話すお母さんの声に周囲の人も大きくうなずきながら、給食を味わっていました。
また、お味噌汁に天然だしが使われていると説明を受けた他のお母さんは、「うちの子、給食で食べる汁物がいつもすごくおいしいって。どんな材料を使っているんだろうと思っていたけど、それを聞いて納得しました」と安心の笑みを浮かべていました。
献立は、文部科学省が発表している「学校給食実施基準」「学校給食衛生管理基準」を基に、栄養教諭や栄養士・管理栄養士の資格を持つ職員さんたちが毎月考えています。
基本の構成は、ごはんやパン、麺類の主食、肉や魚の主菜、副菜と汁物を1品ずつと牛乳。
「郷土料理」「秋の実り献立」など、毎月のテーマに沿った献立が考えられており、今年日本を熱気で包んだラグビーワールドカップや今秋開催された茨城国体、同市内で撮影されているNHK大河ドラマ『いだてん』といった時事ネタなども時折盛り込みながら、給食を楽しんでもらえる工夫をしているそう。
献立を考えている人の他にも、食材の生産者や調理する人、学校まで運ぶ人、いろんな人の連携を経て日々の給食が成り立っているんですね。
日頃、お子さんが給食を残しがちなのを気にしていたお母さんは、「ご飯を作っている人たちの姿を間近で見れば、食べ残しが減るかも」と次回は親子で参加したいと話しセンターを後にしていました。
市民向けの見学や試食会の他に、社会科見学の一環や職場体験などで園児・児童・生徒が訪問することもあり、「食」の背景を知る貴重な機会にもなっています。
12月はじめ、職場体験をしに訪れていたのは、「給食大好き」と満面の笑みで話す市立谷和原中学校2年生の生徒たち。施設見学やそこで働く人たちの仕事ぶりに触れ、給食の時間には管理栄養士に同行して市内の小学校へ。
児童たちが配膳、食事をする様子を「作る側」の目線で見守り、「自分たちのお昼ごはんを作るために、朝から休む間もなく働いている人たちがいる。給食を残さずに食べましょうと言われる意味が分かりました」と学びを振り返り、完食する児童たちをどこか嬉しそうに見つめていました。
“つくばみらいっ子の食育を給食で推進するとともに、そのみらいっ子たちが、つくばみらい市の明るい未来を作り上げていって欲しい”そんな思いを込めて名付けられた「MIRAI-LUNCH」。
この場所から、今日もみらいっ子たちの笑顔の源が配達されていきます。
給食は、サバの味噌煮が大好きだったみっきぃがお届けしました♪
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