皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
国内の約3割の研究・教育機関が集まるつくばで、毎年夏休みに開催されている「つくばちびっ子博士」。
今年の指定見学施設は全38カ所☆普段何気なく使っているものに実は科学の力が応用されているということを発見したり、「どうしてだろう?」と思っていた疑問の答えが見つかったりと、つくばっ子の好奇心を育んでくれる夏の一大イベントです。
そんな見学施設の中でも、私たちの暮らしに欠かせない「家」や「住まい」に関して学ぶことができる、より身近な見学施設が学園の森地区にあります。
「幸せづくり研究所 toyo*labつくば」は、学園の森地区にある東洋ハウジングのモデルハウスなのですが、こちらで開催されていたのは、家作りに関する2種類のクイズラリー。
隣り合う2つのモデルハウスを行き来しながら部屋の畳数を当てるクイズでは、建築で使う計算式を学ぶことができます。
また、私たちがよく使っている言葉の中に、実は家作りの過程で生まれた言葉があるらしいのですが、それが今回のクイズラリーの問題になっているとのこと。
さっそく築2年だというモデルハウスの中へ入ってみました♪
玄関とLDKの間を緩く仕切っている引き戸を開けると、思わず「かわいい!」と言ってしまう素敵なキッチンが登場(*’ω’*)
「toyo*labつくば」にある2軒のモデルハウスのうち、こちらのモデルハウスは、女性のハートをくすぐるような明るくナチュラルなつくりになっています。
LDK全体を見渡すことのできるキッチンは、忙しいママの言わば司令基地ですが、こんな素敵なキッチンならいつでも笑顔でいられそうですよね(^_-)
こちらで問題用紙をもらうと、いよいよクイズラリーのスタートです。
湿度を調整する働きがある漆喰の塗り壁や、素足が気持ち良いフローリング。
インテリア好きの特派員は部屋のあちこちに興味があって見るのに忙しかったのですが(笑)そんな中、クイズラリーに参加中の子どもたちが「あそこにヒントが貼ってある!」と、リビングの掃きだし窓を指差し駆け寄っていきました。
そのクイズの問題とは、家のあちこちにあるヒントを頼りに、”家づくりから生まれた言葉を探そう!”というもの。
素敵なインテリアに魅せられすっかりハイテンションになっていた特派員でしたが、問題を読んで、思考は一気にクイズモードへ。。。
「作業が正確で丁寧。細かいところに気を配ったり、約束をきっちりと守る人のことを指す言葉」―。
皆さんはその言葉が何だか分かりますか?
答えは、右の写真の指先が示している部分なんです…(・o・)
その語源を聞いて「なるほど」と思った特派員でしたが、このような機会がなければ、おそらくずっと知らないままだったと思います。
次に、ちびっ子博士たちから、「さんわどってなあに?」と尋ねられた私。
「さんわど?」と振り返ると、土間玄関に貼り出されていたのは「三和土」の3文字。
よく口にする言葉なのに、漢字にすると大人でもなかなか読めないものですよね!
土間を作るとき、3種類の材料を混ぜて“叩いて”固めていたそうですが、いい加減な叩き方では良い土間ができないことから、「下積み時代の苦労を経て一人前になること」を指すあの言葉が生まれたんだそう。その答えは…ぜひ会場でチェックしてみてくださいね!
日本の住まいや日本の文化からいろいろなことを学んでほしいという思いで、「つくばちびっ子博士」に参加している「toyo*labつくば」。
「家作りは常に進化しているので、もう既におうちを建てられたという方も、ぜひお気軽にお越しください」とのこと。
日進月歩の家づくりですが、決して量産するわけではなく、一軒一軒、職人さんの熟練の技と手作業によって生まれているという「toyo*lab」の家は一見の価値ありです(^_-)
「ちびっ子博士」の会場となっているもう一軒のモデルハウスは、男性を意識して作られたものだそう。
2階のホールに作り付けられたカウンターテーブルは、パパのための書斎として提案をしているそうですよ。
TX沿線を中心に年間30棟ほどの住宅を手掛けているとのことでしたが、つくばエリアを選んで家を建てる方には、アクティブなファミリーが多いという印象があるとのこと。目の前に雄大な筑波山があり、大きな公園がたくさんあることも、移住を決める理由の一つになっているのではないかとのことでした。
今回クイズラリーに訪れた「ちびっ子博士たち」が大人になる頃には、いったいどんな家づくりがされているんだろう?と想像した特派員―。
訪れた子どもたちの中には、もしかしたら家を建てる技術を開発する側に立っている子もいるかもしれませんね!
そんなちびっ子博士たちの輝く未来に、全力でエールを贈りたくなった特派員TAKAKOでした(*^_^*)