みなさん、こんにちは。つくスタ特派員のサヤです。
夏休みも残るところあとわずか。
休み前に高い目標を掲げたものの、気がつけばダラダラ過ごしてしまっているわが家(+_+)
そんな子どもたちの好奇心をくすぐってくれた、とっても面白い動画があるのでご紹介したいと思います。それは、つくば市が公開している「つくばちびっ子博士2021」の動画です。
つくばちびっ子博士は夏休み期間中、市内にある研究機関や史跡等で行う展示やイベント等を見学、体験するスタンプラリーです。最先端技術や自然科学、歴史や文化に触れることができる、サイエンスシティつくばの夏の恒例イベントです。
昨年2020年は新型コロナの感染拡大対策で開催されず、今年も茨城県がまん延防止等重点措置の対象地域に指定されたため現地見学は中止となりましたが、つくば市のHPにて28の機関の紹介・学習動画が用意され、自由に視聴することができます。
夏休みに入る前に子ども達が学校から持ち帰ってきた「つくばちびっ子博士」特製パスポートを見ながら、興味のありそうなものから見ていきます。
この日見ていたのは、「筑波技術大学」の動画。
目の見えない人・耳の聞こえない人向けの大学で、大学の紹介を言葉と手話で解説しています。その手話の様子を「手でしゃべれるなんてすごいね!」と興味津々で見ていた子どもたち。手や口の動きが見えやすいようキャンパスがガラス張りにされていること、手話フォンという聞こえない人と聞こえる人との間に通訳が入り、電話ができるサービスがあることなど、大人でも知らないことがたくさんあり、思わず私も手を止めて一緒になって見入ってしまいました。
他にも、つくば科学教育マイスター第1号にも認定され、毎回分かりやすい実験で防災について教えてくれるDr.ナダレンジャーが出てくる「防災科学技術研究所」や、世界最大のカブトムシ・ヘラクレスオオカブトが見られる「ゆかりの森昆虫館」の動画などがあります。
通常の見学では見過ごしてしまいそうな内容を、詳しい説明を交えながら見ることができたり、普段なら見る事のできない職員の方の仕事風景や内部を見る事ができたりして、とても充実した内容になっています。
動画を視聴し、各施設に興味が湧いた子どもたち。
実際に行ってみたい!と、見学可能な施設にも行ってきました(※国のまん延防止等重点措置の対象地域に指定されたことから、8/8~8/31「つくばちびっ子博士2021」の現地見学は中止になりました)。次回はその時の様子もレポートしたいと思います。
動画を視聴した後には、確認クイズもあります。その正解数によって「つくばちびっ子博士」、「優秀つくばちびっ子博士」、「最優秀つくばちびっ子博士」の認定を受けることができます。今年度は参加対象がつくば市在住・在学の児童生徒に限定されていますが、動画はどなたでも視聴することが可能です。
1本の動画が3~6分程度と短く、何度でも繰り返し見る事ができるので、日中のちょっと空いた時間やお風呂上りなど、思い立った時にパッと視聴できるのも嬉しいポイントですね。
残り少ない夏休み。自由に出歩くことはなかなか難しい毎日ですが、親子で一緒に動画でつくばの今を学んでみてはいかがでしょうか?
以上、国立公文書館つくば分館の貴重資料に興奮したサヤがお届けしました!
つくばちびっ子博士2021の動画視聴はこちらから
https://www.city.tsukuba.lg.jp/kankobunka/event/1015329.html