皆さん、こんにちは!TAKAKOです。
今日は家族揃っての休日♪ どこか楽しいところへ行きたいなあ…と思っていたら、「つくばエキスポセンター」で何やら面白そうなイベントが開催中とのこと!
その名も「世にも不思議な美術展」(・o・)
見るだけでなく、触ったり一緒に写真を撮って楽しむことができる”トリックアート”の展覧会です。
会場となっている「つくばエキスポセンター」はTXつくば駅から徒歩約5分。
世界最大級のプラネタリウムと、屋外展示場にそびえ立つH2ロケットの姿は、研究機関が集まるここつくばのシンボル的存在です。
つくばエリアに住む子どもたちの多くは、就学前からこのエキスポセンターを訪れ、さまざまな体験型展示を通して幼い頃から科学の世界に触れているんですよ。
この日、エキスポセンターではクイズラリーやサイエンスショーなども行われており多くの家族連れで賑わっていましたが、「世にも不思議な美術展~トリックアートの世界~」の入場を待つ列には、学生グループや年配の方の姿も多く見受けられ、世代を超えた人気の高さが伺えました。
「トリックアート」は、平面の絵であるにも関わらず、飛び出して見えたり、見る角度を変えると全く印象が変わってしまったりする絵画作品で、写真や動画を撮りながら楽しむことができるんです。
入場を待つ通路にあるのは「だまし絵クイズ」の数々。こちらでは、トリックアートの原点とも言える視覚の仕組みについて、クイズ形式で学ぶことができます。
「どっちのケーキの方が大きいと思う?」
「このひもはねじれてるように見える?」
子どもたちとそんなやりとりを交わす親子の姿があちこちに。
違う大きさに見えて実は同じだったり、曲がっているように見えて本当はまっすぐだったりするのは、実は目の錯覚「錯視」によるもの。不思議な見え方をするのは、脳の働きや目の仕組みといった体の科学と深い関係があるんですね。
入口では、スタッフの方から写真の上手な撮り方を解説していただいたのですが、早くもやる気満々な息子…「恐竜に襲われたときの表情って作れるかな?」と聞かれ、少し悩んだ後に熱演していました^^
立体的に見るコツとしては、離れて見ること。距離が足りないときにはカメラを通して見るとより立体的に見えるそうです。
また、一つの作品でも歩きながら見たり、見る位置や角度を変えると見え方が変わってくるんだそうですよ。
そんなアドバイスを参考に、早速会場内へ…!
わわわ!いきなりマンモスに踏まれそうになった息子!です(笑)
迫力ある写真を撮ることができて、家族一同「すごい!」と大興奮。
よく見ると壁にマンモスの影が描かれていて、それが一層、絵を立体的に見せているんですね☆
マンモスの次は闘牛士、そして巨大なサメに飲み込まれそうになっている息子です( *´艸`)
真剣に演技をする息子と、次々に撮れる面白い写真のギャップに思わず吹き出しそうになった特派員でした。
左の絵は、空中に浮かぶ箱に乗っているように見えますが、本当は床に座って下を覗いているだけなんです。
こちらの絵の前には、タイマー機能を使って撮影ができるように、スマホを設置する撮影台もありました。
「トリックアート」の第一人者である故・劒重和宗氏は、美術館を大人も子どもも誰もが楽しめるようなもっと身近な場所にしたいと考えたそうです。それが、大人にも子どもにも科学をもっと身近に感じてほしいというエキスポセンターの思いと合致し生まれた今回の企画展。皆さんも、ぜひこの不思議な視覚体験をきっかけに、科学の世界の面白さに触れてみてくださいね!
以上、視覚トリックを使ってウエストをもうちょっと細く見せられないかなあと思う、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました(^_^)
つくば市吾妻2-9
TEL: 029-858-1100
開館時間: 9:50-17:00 ※入館は閉館30分前まで
入館料: 大人410円、子ども(4才~高校生) 210円、3才以下無料
休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は開館、翌日休)、年末年始、臨時休館あり
※「世にも不思議な美術展ートリックアートの世界ー」は2018年5月20日までの開催です