お気に入りのお店で買ったパンとコーヒー。それさえあれば、予定のない週末だって至福の時間♪
こんにちは、みっきぃです♪
子ども連れの行列が絶えない人気店、重厚なハードパンを生み出すお店やつくばの恵みを活かしたお店など、つくばには作り手のこだわりや感性が光るパン屋がたくさん。家族で囲む食卓を想像して、その日の気分に合わせて、お気に入りのパンを探す愉しみがこの街にはあります。
そんなパンの街で、自分用にはもちろん誰かにあげたくなるパンや焼菓子に出合えるお店を紹介します。
TXつくば駅と常磐線ひたち野うしく駅の中間あたりに位置し、大通りの街路樹沿いにお店を構える「Pain de Megumori(パン・ドゥ・メグモリ)」。
「いらっしゃいませ~!」
ふわりと漂う香ばしい匂いと共に、明るく気持ちの良い笑顔で迎えてくれるのは息の合ったテンポでお店を切り盛りするメグモリこと武井さんご夫婦。モリさんがパン、メグさんが焼菓子を作るアットホームなお店です。
メグさんが描いた、空飛ぶモリさんのイラストもお店のチャームポイント♪
棚には、小麦の味わいを最大に活かしたルヴァンやカンパーニュなどのハード系、リッチな味わいの食パンや食欲をそそる食事パンなどがずらり。30種類を超えるパンを前に、迷い箸ならぬ迷いトングをするお客さんの姿はどこか幸せそう。どれがいいかと悩んでいれば、「どんなパンが好みですか?」なんて声をかけてくれる店主らの気さくさにも頬が緩みます。
選びぬいたパンをトレイにのせ、さあレジへ。と思えば、隣の棚にある濃厚な味わいの焼菓子、焼きたてのスコーンに目が留まり、また足が止まってしまう。
家族が好きなのはこのパンかな~。明日の朝はこれでサンドイッチ作ろう♪久しぶりに会う友だちにこの焼菓子プレゼントしよう♪あれこれと考えを巡らせながら悩む時間もまた楽しいのです^^
2018年1月にオープンしてからおよそ1カ月。小さなお店ながら、バラエティ豊かな品揃えは老若男女問わずじわじわとファンを増やしているよう。伺ったこの日も、子どもの手を引き訪れるお母さんや「知り合いにおすすめするわね」とエールを送るご婦人、大人買いをしていく若いカップルなど、たくさんの人がお気に入りの商品を抱え嬉しそうにお店を後にしていました。
「大切な人に贈りたくなるようなパンや焼菓子を作りたい」その思いから、使う小麦粉は国産のみ。技術は然ることながら、こだわりの粉を使うことで焼き上がりや食感、味わいには格段に差が出るのだとか。おいしいと感じるものには一切妥協しない。人懐っこい笑みの中に垣間見える、ブーランジェ、パティシエとしての揺るぎない信念が、お客さんの笑顔につながっています。
「この街に暮らす人たちに喜んでもらえるようなものを作っていくのが今の目標。そのために、一生懸命励んでいきたい」とした上で、パン業界に長く身を置いてきたモリさんが抱くもう一つの目標を話してくれました。それは、人を育てるパン屋であること。
たくさんの人を魅了し続けるパン。その世界に憧れ、作り手の扉を叩く人は多い。その一方で、決して楽とは言えない環境に志半ばで身を引くブーランジェ見習いを何人も見てきました。
「パン屋を開きたい、とこの世界に入ってきた人たちの背中を押してあげられるようなパン屋でありたい。いつの日か、この場所から100人送り出すのが目標です」そう楽しげに話すモリさんの手からは次々においしそうなパンが作られ、ワクワクとした気持ちにさせてくれるのでした。
毎日の食卓に、大切な誰かに。おいしいが生まれるそのお店からは、今日もたくさんの笑顔が生まれています。
【Pain de Megumori(パン・ド・メグモリ)】
〒300-1241 茨城県つくば市牧園1
TEL・FAX:029-895-7759
営業時間:8時~18時/定休日:火・水曜日
明日はパンを楽しみに早起きしよう♪みっきぃがお届けしましたᕕ( ᐛ)ᕗ