みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
パンの店が30軒以上あり、“パンの街つくば”として知られるつくば市。どうしてつくば市にはパンの店が多いのか?その理由には諸説ありますが、JAXAをはじめとしたつくば市内にある研究所で働く外国人研究者が多いからと言われています。
そんなつくば市に最近話題の高級食パン専門店が続々とオープンしています。今回はつくば市内に店舗を構える「乃が美」「一本堂」「銀座 に志かわ」の三店舗の食パンを、パン好きの私が食べ比べをしてみました♪
まずは、「乃が美」からご紹介します。つくばエクスプレス(TX)研究学園駅から車で約5分ほどの場所にある「乃が美はなれ つくば店」は、2018年7月にオープンしました。
オープン前から話題となり、その期待を裏切らない味わいに毎日大勢のファンが詰めかけています。
今でも予約は1カ月以上先にになることもあるそうで、当日購入希望の方には整理券が配布されるほどの人気ぶりです。
卵を使用しておらず、最高級カナダ産100%の小麦粉を使って職人がひとつひとつ丁寧に焼き上げるという「乃が美」。トーストしなくても美味しく食べられることから“「生」食パン”と呼ばれています。
レギュラーサイズ(2斤)とハーフサイズ(1斤)の取り扱いがあり、手土産にもぴったり。高級感あふれる紙袋に入っているのもうれしいですね。
口に入れた瞬間、素材それぞれのバランスが取れたうま味や甘みが広がります。程よい柔らかさとしっとり感があり、ジャムなど何もつけずにそのままいただけます。
続いてご紹介する「一本堂」は、つくば市桜に2019年1月にオープンしました。
定番の食パン“一本堂”や国内産の生クリームを使用した“生クリーム食パン”など、1斤サイズの食パンの種類が多く、ジャムの取り扱いも豊富。低糖質の食パンなど好みに応じて選べるのもうれしいですね。
食パンの種類が多い「一本堂」。パンの種類によって焼き上がりの時間が毎月異なり、お店の入り口前にその時間帯が告知されているので、希望の食パンがある方は要チェックです。私が訪れた日は、並ばずに購入することができました。
原材料にはちみつ・イーストフード・卵を使用していないので、小さなお子さんにも安心です。
“生クリーム食パン”は、クリームよりもバターの香りがしっかりとしており、その芳醇な香りがたまりません。
フランス産の発酵バターを使用しているそうで、優しい味わいでありながら、しっかりとした風味のある食パン。3つのうちで一番弾力があるように感じました。
わが家の子どもたちはこれが一番のお気に入りでした。
最後にご紹介するのは、つくば市竹園にある竹園ショッピングセンター内に2019年11月にオープンしたばかりの「銀座 に志かわ」です。
店舗の入り口に掛かっている”食パン”と書かれた大きな暖簾が目を引きます。訪れた日は予約や整理券がなくても購入可能でした。
アルカリイオン水を仕込みに使用しているという徹底したこだわりで、カナダ産の小麦粉・バター・生クリーム・隠し味のはちみつなど厳選された材料を使っているのだそう。それらが味わい深い甘みを引き出しており、全体的に甘みが強いという印象を受けました。しっかりとした生地ですが、口に入れるとふわっととけるような柔らかさです。
この風味が和の食材との相性抜群で、きんぴらごぼうやナス味噌などの和惣菜にもよく合うのだそう。日本酒やワイン、チーズにも合うといい、食パンと組み合わせる食材を選ぶ楽しみが広がります。
「銀座 に志かわ」 で取り扱う食パンは、“水にこだわる高級食パン” 2斤サイズ一種類のみ。まるで料亭を思わせるような高級感ある紙袋に入れられており、こちらも手土産に最適です。
また、贈答用としてぴったりな4色の食パン専用風呂敷の販売もあり、手ぬぐい専門メーカーとの共同制作とのこと。焼き立てパンを包むことを想定して作られたそうで、いただいたら嬉しさもひとしおですね。
いずれの食パンも焼き立ては柔らかく、風味豊か。それぞれに違った味わいがあり、食感や弾力、香りなどで自分の好みを探すのもいいですね。
1日目より2日目…と日が経つごとに風味が変わってくるという高級食パン。時間と共に変化する味わいも楽しみのひとつです。
年末年始の挨拶や帰省の手土産として、高級食パンを添えてみるのもおすすめです。
今回紹介した食パン専門店以外にも、個性あふれるパンの店がたくさんあるつくば市。“パンの街つくば”で自分好みの食パンを探してみてはいかがでしょうか。
以上しらゆきがお届けしました。