どーも、ヤギッチです♪
今日は、「つくスタ縁日」の染色caféに行ってきたので、そちらをご紹介します!
伺ったのは、つくば市の北部にある築300年の古民家「ぷにの家」。
ぷにの家では草木染めを中心に、ワークショップや展示などの活動をしています。
つくスタ縁日は、つくばの魅力を伝えるために、毎年秋に行われている「仕組み」。
つくばを満喫できる面白い体験や美味しいものなど、つくばの各地の方たちや企業などが、それぞれにつくばの魅力を発信しています。
ぷにの家さんは、つくばスタイル縁日に参加しておよそ5回目なのだとか。
今回、私が体験したのはマリーゴールド染め。
とても広いぷにの家の庭で花を摘むところからの体験でした♪
マリーゴールドの他に、藍も育てていました。
さすが雨女の私…体験時は残念な曇り空でしたが、晴れていると筑波山を背景にマリーゴールド畑が広がるのだそうです^^
雨でもこれだけのマリーゴールドが咲いていると、パッと視界が明るくなりますね♪
一口にマリーゴールドと言っても、黄色やオレンジなどの色の違いや、花びらの形態などがさまざまで、同じ種類とは思えない!
摘んだ花の色味によって、染色したときの色が異なるはずです。
紅花を積むようにプチッ!プチッ!と花を摘みます。
きれいに咲く花をこういった形で摘むのは、初めての経験。
ちょっと悪いような気もしますが、それがまた楽しかった。ちょっと悪いことは、けっこう楽しいです(笑)
摘んだ花を煮出してこします。そのこした水分を「染液」と言います。
今回は4kgもの花を使いましたが、本来は染色する布の重さと同じ量で良いのだそうです。
煮出した花に再び水を加え、1番液、2番液…と数回に分けて煮出すことができるそうです。
そして、1番液が良い!という訳ではないのがポイント。
1番液は色が濃く出る傾向がありますが、2番液の方がクリアな色に染まることもあるんです♪
それも草木染めの面白さの一つ。
そして、草木染めで欠かせないのが「媒染液」。
染液だけでも染まるのかもしれませんが、金属等を水に溶かして化学反応を起こすことで発色が良くなります。この媒染液の種類によっても、色合いが異なってくるとのこと。
今回使用したのは「ミョウバン」。
漬物などに使用される、スーパーなどでも手に入るものです。…ミョウバンという言葉は知っていましたが、私初めて見ました。
これを煮溶かして、水で薄めたものに、生地を浸します。
草木染めの順番としては、
1、生地を選び、水に浸す
2、媒染液に浸す
3、水洗いして染液に浸す
2と3を繰り返し、じわじわと色をつけていきます。
体験では、いくつかの布をチョイスすることができました。
シルクや綿、ナイロンなど、繊維の違いによっても染まり具合が異なるそうで、それがまた楽しかった♪
体験したものとは違う素材で、違う染液でも試したくなりました^^
草木染めって、同じものができないのはもちろんですが、自然と科学が融合してできるもので知的好奇心をくすぐられ、とても面白かったです!
ぷにの家さんでは、2016年4月から年間講座を開催予定なのだとか。
興味のある方は、ぜひチェックです♪
【ぷにの家】
[ http://puninoie.tsukuba.ch/ ]
以上、今度は藍染もやってみたい!ヤギッチがお送りしました♪