皆さん、こんにちは! コテコテの理系男子を夫に持つTAKAKOです^^
毎年春に開催される「科学技術週間」☆
普段は公開されないさまざまな研究機関の内部が一般公開されるため、つくば市民はもちろん県外からも大勢の見学者が訪れ、科学の街つくばの最先端技術を見学・体験することができるイベントです。
「どこの研究機関に行こうかな?」と迷ったときは、理系男子である夫の希望が通る我が家 (^-^;
今年は「サイエンス・スクエア つくば」の「ロボットと暮らす未来を考えよう!」に家族で参加してきました!
「サイエンス・スクエア つくば」は、産業技術総合研究所(以下:産総研)内にある、言わば「産業技術のショールーム」。
以前ゆうママさんの記事でも紹介されているように、常設展示で普段からこのようなロボットたちを見ることもできますが、今回の「科学技術週間」には特別にさまざまなロボットを体験することができました。
これは産総研で開発された「マイクロモビリティ」。
重心の移動で前進・後進することができ、右手にあるジョイスティックを操作することによって方向を変えることができる最新のロボット。
場内に設置されたコースを子どもたちが器用に走っていました。
「マイクロモビリティ」に試乗できることを楽しみにしていたというつくば市在住の小学3年生の男の子は、
「(車体を)前に倒しすぎて、かなりスピードが出てびっくりした!でも、簡単に乗れたよ!」と嬉しそうに教えてくれました。
保護者の方にお話を聞くと、小学校から案内のプリントをもらって参加を決めたんだそう。
つくばっ子は、先端技術に気軽に触れることができる環境にいるんです (^_-)
そして次は、この「歩行アシストロボット」。
産総研の「生活支援ロボット安全検証センター」では、私たちが安心してロボットと暮らせるように、メーカーと共にいろいろなロボットの安全性の確認が進められています。今回はその中の一つ「歩行アシストロボット」の装着体験を行っていました。
このロボットは、腰部と大腿部から構成されていて、腰部のコンピューターが装着者の足の振り出しと蹴り出しを誘導してくれます。
実際に夫が装着して廊下や階段を歩いてみましたが、想像以上にアシストしてくれる感覚があったようで、とても驚いていました。
足の筋力が落ちてしまった高齢者の歩行能力維持に期待されるロボットということで、実際にいくつかの施設で導入されているそうですが、これから先このような生活支援ロボットがどんどん増えて私たちの生活を助けてくれる、そんな未来を体験することができました。
そして最後は、家電の液晶などでも用いられている偏光板を使った不思議な万華鏡の工作体験をしてきました。
これは、偏光板を貼った二つの紙コップの間に、セロハンテープをたくさん貼った透明なプラスチックの板を挟み、二つの紙コップを重ねてのぞき込むと色が付いて見えるという工作。
偏光板を回すことで色が変わって見えるところが、まさに万華鏡です。
参加した子どもたちは、偏光板を貼り付けた紙コップをクルクルと回しては「わー!」と歓声を上げていました。
工作を教えてくれた博士によると、これは偏光板を通って一つの方向にそろった直線の波の光が、セロハンテープを通ると波の形が変わり、それがもう一度偏光板を通ることにより人間の目には赤っぽく見えたり青っぽく見えたりしているのだそうです。
いつになく真剣な眼差しの娘。
小さな頃から毎年このような体験をしているせいか、科学技術に気軽に触れられる環境を当たり前だと思っている幸せ者です^^
以上、最先端の科学を体験して、子どもたちの明るい未来に思いを馳せた特派員TAKAKOでした♪
【サイエンス・スクエア つくば】
つくば市東1-1-1
TEL:029-862-6215
開館時間:午前9時30分~午後5時
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12/28~1/4)
※上記の休館日以外にも臨時休館することがありますので、事前にご確認ください。
入館料:無料