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つくばから世界とつながろう!「JICA筑波」で国際交流体験

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2019年05月07日

皆さん、こんにちは!TAKAKOです。

 

普段は入ることのできない研究機関が一般公開される「科学技術週間」(4/15-21)。

 

つくば市にある数多くの研究施設を見学できる貴重な機会とあって、我が家の子どもたちも毎年開催を楽しみにしています。

 

今年はどの施設に行ってみようかなと考えていたところ、開発途上国に技術支援を行っているという「JICA(ジャイカ)筑波」は、毎年お祭りのような雰囲気でとっても楽しいよ!という話を聞き、JICAに決定!家族で見学に行ってきました。

 

 

貧困や食料危機などの問題を解決するため、開発途上国から年間約800人の行政官や技術者、NGO関係者などの研修員を受け入れている「JICA筑波」。

 

開発途上国のリーダーとなっていく人々が日本で最先端の科学技術を学び、そして母国に戻ったときには日本との友好の懸け橋になってくれる―。「JICA筑波」は日本と各国を結ぶそんな国際交流の場でもあるんですね。

 

 

入口で見学の受付を済ませると、もらったのはスタンプラリー用紙。

敷地内に用意された5カ所のポイントを巡り、クイズに答えてスタンプを集めると、なんと世界各国の民芸品がもらえるというとっても豪華なスタンプラリー☆

 

子どもでも大人でも参加できるので、私たちも家族でチャレンジしてみました。

 

 

「衣服だけでなく、エプロンや抱っこひも、カーテン、タオルにもなってしまう東アフリカの風呂敷こと万能布の名前は何でしょう?」というクイズの問題の答えを探すため、訪れたのは管理棟2階の「民族衣装コーナー」。こちらでは、研修員から贈呈された各国の民族衣装を自由に試着して写真撮影をすることができるんです。金の美しい刺繍が施されたガウンのような形の衣装やカラフルなワンピース、中には帽子や靴もコーディネートすることができる民族衣装もありました。

 

 

コロンビアの衣装とザンビアの国旗カラーのシャツを着てノリノリな様子の父娘(*^^)v

衣装を手に取ったときには聞き慣れない国だなと思っても、着てみるとなんだかその国を身近に感じられるのが不思議です。

 

またこちらの会場では民族楽器の展示もあり、午後には研修員との音楽セッションも。皆でダンスを楽しむこともできたんですよ。

 

 

管理棟3階では、「アフリカ子どもの本プロジェクト」おすすめのアフリカの絵本や児童書120冊とパネルなどを展示した「アフリカの絵本展」が開催。

 

アフリカに設立した図書館を継続的に支え、子どもたちに本を届けると同時に、日本の子どもたちにもアフリカの文化やアフリカの子どもたちのことを伝えるという目的をもって活動している「アフリカ子どもの本プロジェクト」。展示されている絵本はどれも思わず手にとってみたくなるようなカラフルな色使いで『あたし、メラハファがほしいな』(光村教育図書)という絵本は、サハラ砂漠にある国モーリタニアの暮らしぶりが伝わってくる心あたたまるお話でした。

 

手に取って読む日本の子どもたちの真剣な姿に、ここにも小さな国際交流の芽吹きを感じた特派員です^^

 

 

体育館では、SDGs(エスディージーズ・持続可能な開発目標)について、15のグループに分かれた高校生たちによってポスター発表が行われていました。

 

貧困や不平等・格差、気候変動などのさまざまな問題を根本的に解決することを目指す、世界共通の17の目標SDGs。発表の中では、SDGsを皆に知ってもらうためにより親しみやすい媒体で情報を発信してみてはどうかなど、さまざまな意見が上がり、世界が抱える課題に真剣に向き合う高校生たちの熱い思いが伝わってきました。

 

 

5カ所に設けられたスタンプラリーを終え、お楽しみの景品交換にやってきた特派員一家。

景品となっている各国の民芸品はそれぞれに番号が付けられており、くじで引いた番号の民芸品をいただける仕組み。実は、どれも研修員さんたちからのおみやげだったものなんだそうです。

 

特派員一家は松ぼっくりで作られたダチョウのペン刺しやテーブルクロスなどをいただき、こちらの女の子は、なんと1等賞のペルーの民族衣装をゲット!よく似合っていますよね(^_-)-☆

 

 

 

そして最後に立ち寄ったのは、管理棟2階にある「JICA筑波レストラン」。

こちらのレストランでは年間100カ国ほどの国・地域から訪れる研修員の食事情に合わせたエスニック料理を提供しており、日頃から誰でも利用することができるんですよ。

 

この日は一般公開に合わせたスペシャルランチメニューで、アフリカの気候に合わせて開発されたアフリカのためのお米「ネリカ米」を使ったランチが登場。「牛肉のトマト煮込み」は東アフリカ・ウガンダ共和国の料理で、野菜がとろけるくらいに煮込まれていて子どもたちにも好評でした。

 

「JICA筑波」では、科学技術週間のほかにも、5月18日に行われる「田植祭」や夏休みの「ちびっ子博士」などのイベントが予定されているので、皆さんもぜひ参加して、身近な国際交流を楽しんでみてくださいね!

 

以上、特派員TAKAKOのレポートでお伝えしました。

 

JICA筑波

つくば市高野台3-6

TEL:029-838-1111

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