どーも、ヤギッチです♪
今日は「パパのベビーマッサージ」をご紹介^^
伺ったのは、つくば市金田にある「つくば子育て総合支援センター」。
暖かい木漏れ日がふりそそぐ施設内の「けやき広場」では、オリジナルの遊具やおもちゃが解放され、市内の子育て情報の提供があるなど、つくば市内の子育て世代の親御さんにとっては欠かせない場所です^^
保育士さんがスタッフとして常駐しており、新米ママやパパたちの支えになっています。
ここで働く保育士さん6名がベビーマッサージのインストラクター資格を持っていて、月に2~3回ほど平日にママ向け、月に1回土曜日にパパ向けのベビーマッサージの講座を少人数制で開いています。
センター長に、パパ向けのベビーマッサージ講座を開いた理由をたずねると
「土曜日、支援センターに訪れる家族連れを見ていたら、ママと子どもが遊んでるのを見ているだけのパパが多くて…。パパにも、もっと子どもと遊んで欲しい、触れ合って欲しいという思いで、パパ講座をやることになりました」
…私、パパの気持ちわかります。どうしていいのか分からないんですよね(^^;
私も、友達が出産してお祝いに訪ねた時に「抱いて!抱いて!」と赤ちゃんを差し出されても躊躇しちゃいます。寝てるところを足の裏をぷにぷに触ったりするのが関の山。ためらいなく抱いたり、遊んだりする友達を見ると、いつも感心します。
そういった戸惑いもベビーマッサージ講座を受ければ、改善できそう♪
講座では、ベビーマッサージの5つの効果も説明してくれました。
1、脳の発達を促す…五感の刺激が神経回路のネットワークを発達させる
2、消化機能を高める…便秘や下痢の症状緩和
3、赤ちゃんのストレス解消…免疫力が高まり、情緒が安定する
4、夜泣きの軽減…マッサージによるリラックス感が深い眠りをもたらす
5、親が育児に自信を持ち、子育てが楽しくなる。…愛情の連鎖が親子の絆を深める
ベビーマッサージをする際は、部屋を暖かくし、清潔な手で。
基本3カ月以上でハイハイする前の赤ちゃんに行うと良いとされています。
マッサージオイルを使用することを推奨していますが、使用する際はパッチテストを行ってくださいね^^
一番大事なことは、強く押したり、こすったりしないこと。
「マッサージ」というより「触れ合い」と言ったほうが正しいかもしれません。
赤ちゃんの皮膚はとても薄い…。およそ1mmの厚さだそうです。
筋肉の発達していない赤ちゃんには、大人のように「痛気持ちいい」なんてことは、あり得ません。あんな力でやったら、大変なことになります。
また股関節などを扱う際は、赤ちゃんの動きに逆らわず、真っ直ぐにしないこと。
赤ちゃんの身体を無理に曲げたり伸ばしたり、嫌がっているのにマッサージするのはNGです。
赤ちゃんの機嫌によっては、ママに抱いてもらってマッサージしても大丈夫♪
赤ちゃんがリラックスして、気持ちよくなるように、優しく接してあげてください^^
最初は「どうマッサージすれば良いのか」に意識が向いていたパパ達。
戸惑いを隠せずにいましたが、ママやセンターの保育士さんのサポートで、堂に入るベビーマッサージを行えるようになりました♪
気持ちに余裕ができると、赤ちゃんの顔を見て話しかけるように。
赤ちゃんもじーっとパパの顔を見たり、身体をゆだね、気持ち良さそうにしていましたよ^^
マッサージが終わったら、赤ちゃんに水分補給をしてくださいね♪
参加したパパさんは「ママを通じて子どもと接することが多いので、ベビーマッサージは直接子どもに関われているような気がして、良かったです」と楽しんでいましたよ^^
長野から研究学園に引っ越してきた新米パパは、「何も知らない土地で初めての子育てなので、いろいろと情報を集めているところ。こういう施設があると安心します」とおっしゃっていました。
つくばエリアは、県外から引っ越してきた核家族の多い地域。
自分たちだけで子どもを育てなければ!という重圧がかかり、追い詰められてしまうママ・パパもいるかもしれません。
そんな家族に、つくば子育て総合支援センターは、手を差し伸べてくれています♪
「どうして赤ちゃんが泣くのか?など、ずーっと独りで考えず、ここに来てください。私たちもできる限り相談に乗りますし、同じような環境の家族がいたりするので、友だちができたりして、気晴らしになりますよ」と保育士さん。
子育てをみんなで行えるよう、センターではさまざまな催しなどを企画・運営していますので、そちらもチェックしてみてください。
特に、土曜日はパパさん向けの講座などが充実しています。
地域みんなで子育てを。核家族の多い現代では、こういった施設が充実することが大切かもしれません。
以上、赤ちゃんがこっち向くたび、デレっとしてしまうヤギッチがお送りしました♪