こんにちは、カエルです♪
自然豊かなつくばの街が、僕の家。中でも、ありのままの自然が残されている、つくば市島名は定番の散歩コース。
梅雨の合唱コンクールに向けて、この日はゆっくり喉の調子を整えようかと考えていたら、田んぼでは朝から慌ただしく動く人間の姿。
耳を澄ませてみると、なになに?島名小学校の5年生たちが田植えに来る?それは賑やかな1日になりそうだ。ちょっと様子を見てみるとするかな。
高山真名学園つくば市立島名小学校は、2005年に開通したつくばエクスプレス「万博記念公園」駅エリアに住む子どもたちが通う学校。この辺りは、交通の整備や宅地開発に伴い子育て世帯が増加。小学校の生徒数もどんどん増えているそう。
この学校を含め、つくば市内の学校には「つくばスタイル科」というカリキュラムがあって、研究所、自然、歴史や文化遺産、人的資源などつくばにある教育的資源を活かした授業を行っているそう。今回は、その一貫として田植え体験に来るらしい。
そういえば、去年も同じ学校の5年生が田植えに来たっけ。近隣農家さんや保護者の協力によって実現した、実際の田んぼを使用した体験授業。街全体で子どもたちの教育をサポートしているんだな~。こういった市民の協力体制が、教育水準の高さにも繋がっているのかも。
人口が増えているこの地域には、他県などから越してきた子どもも多く、5年生の半分以上が田植え初体験者とのこと。初めて見る苗にも、興味津々の様子。
泥に足を取られ、汚れるのを気にしていた子どもも、いつの間にかその温い感触が気持よくなり、田植えに夢中♪
1回に植える苗の量は、だいたい3~4本。豪快な男子たちは、その3倍くらいの量を植え、あわや苗が足りなくなりそうだったけど、そこは5年生。お互いに注意しあったり、多すぎる場所は苗を減らして植え直したりと、軌道修正しながら作業を進めていました。
「田んぼの中にいる虫が怖い~!」なんて黄色い声をあげていた女子たちも、一旦田んぼに入ってしまえば、丁寧に几帳面に作業に励んでいました。
授業の一貫とは言いつつも、自然と戯れる子どもたちは本当に楽しそう。いい笑顔だな~♪
なんて楽しく見学をしていたら…
あれ?体が浮いてる?
女子たちに見つかっちゃったー!
僕以外にも、ザリガニも見つかってたー!
でも、日頃から虫や植物は自然に返すと教えられている子どもたち。ちゃんと安全な場所に僕らを放してくれました♪
約1時間半かけて作業を終えた田んぼを見ながら、
「こんなに体力を使うとは思ってなかった」
「お米を作ってくれている人たちに感謝したい」
など、普段食べているお米や農産物の有り難さを身をもって感じていたよう。
つくばキッズの元気と、自然の恵みがいっぱい詰まった稲。豊かに実りますように♪
次は秋の稲刈りで会えるのを楽しみにしてるよ~!
以上、カメラ担当はみっきぃでしたᕕ( ᐛ)ᕗ