どーも、ヤギッチです♪
今回はTXつくば駅から徒歩10分ほどの場所にあるつくば竹園学園竹園西小学校の2年生の授業「おもちゃまつり」を見学させていただきました♪
竹園西小学校は、私が小学生の頃できた学校。
梅田スカイビルや札幌ドーム、京都駅ビルなどを手がけた建築家 原広司氏により設計された校舎です。
教室のドアがなく、コンクリート打ちっぱなしという当時としては画期的な作りで、羨ましいと思った記憶があります。
おもちゃまつりは、「国語」「図工」「生活科」などの教科をまたがって行う授業です。
まず、身近なものを使い創意工夫して、図工や生活科の時間を使い自分たちでおもちゃを作ります。その際、地元の高齢者などから昔ながらのおもちゃについて語ってもらうもあります。
そして、作ったおもちゃの遊び方などを紹介することで、相手に手順よく伝える国語力を培います。
…ちなみに生活科は、住む人との関わりや自然環境などを体験しながら学んでいくという小学1年生と2年生の授業(私の頃はありませんでした。今回、初めて知って驚きました^^;)。
竹園西小学校では2年生の作ったおもちゃで、1年生が遊びました。
「おもちゃまつり」自体は全国各地で行われている授業ですが、子どもたちの説明の仕方に「つくばの教育ならでは」があったのでご紹介させていただけたらと思います♪
紙芝居形式で、おもちゃの作り方や遊び方を1年生に説明していたのですが、その資料が、どのグループもすべてPCで作ったものでした。
手書きの資料は一切ありません!
イラストなども入れ込んで、凝ったデザインの資料を作り上げていました。
つくば市では児童一人につき1台のタブレット型PCを使う授業を行っています。
スタディノート(デジタル学習ノート)と呼ばれる、つくばならではの端末機器。
資料はそのスタディーノートで作っています。
そして端末そのものをその場で使って、おもちゃの説明をしているグループもありました。
…2年生なのに、マウスの扱いも手馴れたもの!
産業総合研究所の一般公開のときと変わらない動きで、1年生に牛乳パックで作ったサイコロの遊び方を説明していました…。
作っているのは、割り箸などを使った昔ながらのおもちゃなのに、PCを駆使した説明…。
新しいものと古いものが入り交ざっていて、面白い光景だなぁと感心しました。
子どもたちは、「資料を作るより、おもちゃを作る方が大変だった」と言っていました。
きれいな字で図解もあり分かりやすい説明。
1年生はとても楽しんでいた様子でしたよ^^
つくばスタイル科だけでタブレット端末を使っているとばっかり思っていたのですが、普段の授業から使いこなしているんですね!
つくばのICT教育が着実に浸透しているのを感じました。
以上、小学生の頃、PCで「お絵かき」しかできなかったヤギッチがお送りしました♪