倍返しで出世する！？「飯名神社の初巳祭り」

どーも、ヤギッチです^^

以前、筑波山麓のパワースポットでご紹介した飯名神社の例祭「初巳祭り」に行ってきたので、その模様をご紹介します♪

飯名神社には長い歴史があります。
その昔、筑波山は神聖なものとされており（今も神聖ですが！）、山頂は入ることの許されない山だったのではないかと推測されています。
そのため男体山神社、女体山神社の両社を合わせた「筑波山神社」ができた訳ですが、それよりも、もっと里山近くに筑波山神社のような祭祀を行う場所を作ろうとできた神社が「飯名神社」という説があります。

筑波山をより身近に感じたい…という古代の人の筑波山への想いが垣間見えるエピソードですね^^
筑波山への想いは、今も昔も変わらないものかもしれません。

また筑波山の巨岩信仰も飯名神社に引き継がれており、拝殿の奥に大きな岩が御神体。
大きな割れ目があるので女石とされました。
それゆえ、飯名神社は地元の人に女性の神である「弁天様」と呼ばれており、五穀豊穣、商売繁盛の御利益があるとされています。

毎年、正月明けの初めての巳の日に例祭が行われるので「初巳祭り」。
参道には竹細工の露店が出て、境内ではだるま市が開かれ賑わいます^^

だるまは購入すると背中に「家内安全」「商売繁盛」と、その場で筆入れをしてくれます^^
例祭では10時～14時の1時間ごとに、お餅がまかれましたよ♪

神様の前で強欲な姿をさらけ出したのですが、私はお餅を取れなかった…。
食べ物に対する自分の執着がすごいって自覚した瞬間でした^^；
参拝をする前にお餅を取ろうとしたバチかもしれません。

というわけで、きちんとお参りをして、社務所で「福来御種銭」というお守りを購入♪
お守りには10円が入っていました。
こちらのお守りを持ち歩いていると、自然とお金が貯まってくるのだとか。
ご利益にあやかったら、翌年、このお守りを返しに来ます。
その際に再度お守りを購入すると、種銭が20円に…嬉しい倍返し！！
これを毎年繰り返し300円になる頃には、半沢直樹ばりに出世しているとか、いないとか。

また飯名神社の御神体の巨岩の裏に、男女川の支流が流れています。
男女川はその昔、この辺りの作物を育てるのに欠かせない川でした。
「作物を生み出す水」が拝殿の裏に流れていることも、飯名神社が五穀豊穣の神様である所以かもしれませんね。

その生み出す水、男女川で…