みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
日差しのあたたかさに春を感じる今、屋外でのイベントも心地よい季節となりました。
毎月第一日曜日に守谷で開催されている「ふるさ都市もりや朝市」に子どもたちと一緒に遊びに行ってきました。
「朝市」といっても開催は10時から14時まで。休日に早起きすることもなく、ゆったりと訪れることができるのがうれしいですね♪
つくばから都心に直結しているつくばエクスプレス(TX)。守谷から秋葉原へ最短32分というアクセスの良さから、通勤通学もスマートです。
大型ショッピングモールや公園などお出かけにも便利でありながら、緑に包まれた潤いある暮らしが実現できるとあって、移住してくる子育て世代が多いエリアです。
守谷市は茨城県内一のコンパクトシティとして知られ、東西南北約7キロのエリア内に魅力ある街並みがギュッとつまっています。
TX守谷駅前の広場で開催されている「ふるさ都市もりや朝市」は、毎月季節に合わせたさまざまな企画が開催されています。
この日は会場に近づくにつれて、和太鼓の勇ましいリズムが聞こえてきました。というのも、今回の朝市は「第10回守谷和太鼓フェスタ」とのコラボイベント。近年、子どもから大人までが一緒に演奏を楽しめるとあって和太鼓の人気が年々高まっているのだそう。
会場はステージと観客席の距離が近く、演奏する方の気合までが伝わってくるようです。県内外の11団体が順番に和太鼓の演奏を披露し、演奏が終わるたびに会場からは大きな声援と拍手が送られていました。
演者のみなさんのぴたりと息の合った和太鼓が空高く鳴り響き、心に迫るものがありました。
いつもは広く感じるこの広場ですが、今日はそこを埋め尽くすように、店舗のテントが所せましと並んでいます。さらには朝から暖かい快晴とあって、大勢の人が朝市を訪れていました。
扱われているのも、蕎麦やコーヒー、ピザなどの飲食から洋服やハンドメイドの布製品、アクセサリーなどさまざま。今女性を中心に話題のハーバリウムの制作体験ができるブースがあったりと幅広いジャンルのお店が軒を連ねます。
「ここは何を売っているのかな」と次々と店を訪れることができるので、飽きることがありません。
長い列ができていたのが、守谷名物「守谷将門がぶりメンチ」。
これは守谷市商工会青年部が開発したもので、今や守谷を代表するB級グルメとなっています。守谷市内に平将門が戦勝祈願で大きな鈴を埋めたという伝説を基にしていることから、がぶりメンチも俵のような形をしています。
お祭りやイベントで登場するたび、いつも大人気のがぶりメンチ。さっそく揚げたてを食べてみました。
「アツアツでおいしい♪」と大喜びの子どもたち。大満足なサイズに加え、味がしっかりしており、ソースなしでも十分な食べ応えがあります。これから暑くなる季節、ビールのお供にもぴったりな予感です。
以前のブログでご紹介した「ちばらき珈琲」)の芳村さんが出店していましたよ。
数種類のコーヒー豆の中から好きなものを選んで、その場でコーヒーをドリップしてくれます。
驚いたのは、コーヒーを入れるすぐ横で豆の焙煎をしていたこと。周囲が焙煎のよい香りに包まれていました。
「焙煎前のコーヒー豆はこんな色と形なんですよ」と芳村さんが見せてくれたのは、コーヒーの生豆。炒る前の豆は黄緑色をしていますが、これを焙煎することで見慣れた茶褐色のコーヒー豆へと様変わりします。生豆を初めて目にした子どもたちは「初めからコーヒー色ではないんだね」と驚きながらも納得した様子でした。
淹れたてのラオスのコーヒーの優しい味わいに、ほっと一息つくことができました。
守谷市の酪農家が構成する「大八洲(おおやしま)開拓農業協同組合」で作られている「のむヨーグルト」は、20時間以上もの時間をかけてゆっくりと熟成させているのだそう。濃厚ですが、後味がさわやかで、わが家でも子どもたちに大人気です。
娘はイチゴ味、私はプレーン味を飲んでみると、ほどよい甘さがたまりません。この日は汗ばむくらいの気温だったので、冷たい「のむヨーグルト」が体にしみわたるおいしさでした。
昔から酪農が盛んな守谷の特産品である乳製品は、守谷市内の学校給食にも採用されているのだとか。まじりけのない、おいしさにこだわった乳製品を子どものころから日々味わえるなんて、幸せですね!
次回は、特別企画として「守谷コーヒーフェスティバル」が5月5日に開催予定なのだそう。
『守谷には、美味しいコーヒーライフがある。』をテーマに、守谷市内のコーヒー店やコーヒーに合う菓子を扱う名店が軒を連ねます。
コーヒー好きの方はもちろん、そうでなくても訪れたいイベントです。
以上しらゆきがお届けしました。
開催場所 守谷駅西口駅前広場
開催時期 毎月第一日曜日
開催時間 10時~14時