どーも、ヤギッチです♪
「つくばから秋葉原まで45分」と都内に住む友人に言うと、よく驚かれます。
都内の人が思っているより、つくばは東京から近いんです!
つくばエクスプレス(TX)が開通したのは2005年の夏。
つくばから秋葉原まで最短で45分という速さは、つくばエリアに住む人にとって革命的な事でした。開通当初、TXの車両内で「耳がキンキンするほど早い!」と囁く乗客が大勢いたはず(笑)
TXが通ってから、つくばエリアに新しく移り住む人が増えました。都市機能もより充実し、つくばエリアはより魅力的な街へと日々変化しています。
TXは、つくばエリアに住む人にとって欠かせない交通手段というだけでなく、つくばの街の魅力を高めているのです。
先日、つくばみらい市にある「つくばエクスプレス総合基地」にて「異常時総合訓練」が行われました♪
広報の方にTXの概要をさくっと説明していただきました^^
平成24年度のTXの一日の平均乗車人数は、つくばエリアの6駅…「守谷」「みらい平」「みどりの」「万博記念公園」「研究学園」「つくば」を合わせておよそ55,000人。
平日の下り・上りが各211本の合計422本の列車が運行しています。
その際、広報の方が「TXは開通以来、人身事故がない」とおっしゃったので、
「え!?マジですか?」
と、思わずタメ語で驚きました(失礼の極み)。
都内では、毎日のように電車が「人身事故」「お客様トラブル」で止まっていたので、開通して8年間も人身事故がないなんて、信じがたいことだったんです。
そこで、TXは「踏切りがない」「全駅可動式ホーム柵がある」と初めて知りました。
その2つが人身事故を防ぐ大きな要因になっているようです。
「それでも、いざというときのために訓練は必要です。むしろ普段、人身事故がないからこそ、訓練はより大事なものです」と広報の方はおっしゃっていました。
訓練は思ったより本格的なもので、設定も下記のように実に具体的。
【設定】秋葉原12時45分発下り列車、区間快速つくば行きが、守谷駅を提示に発車。
みらい平駅の手前43km300m付近を時速125kmでATO(自動運転)中、約500m前方で線路内に自動車が転落するのを認めたため、直ちに非常制動を施した。列車は自動車と衝突し、約30m進行、脱線して停止した。この事故により、多数の乗客が負傷。
実際に線路内に車があり、電車が脱線した状態で置かれていました。
TX関係者以外にも、消防や警察の方も訓練に参加していました。
まずは乗務員が状況を確認。総合指令所に報告し、警察・消防に救助依頼を出します。
そして、乗客や負傷者の救出。
線路を塞いでいる自動車をクレーン付きモーターカーで釣り上げます。
そして、脱線復旧・線路復旧・断線した架線の復旧作業を同時進行。
安全の確認をして、運転の再開。その作業の間、各駅構内での振り替え輸送の手続きなども、訓練で行われていました。
迫力満点の訓練に圧倒されましたが、同時に安心感も覚えました。
これからも事故のない路線として、誇りを持って乗車できたら良いなぁ。
以上、「TXは通常通り運行」TVのテロップにほくそ笑むヤギッチがお送りいたしました♪