どーも、ヤギッチです♪
すっかり秋景色ですね!
夏はセミの音、秋はコオロギの音…自然の音色が、つくばエリアではとても豊かに聴こえます^^
そこで今回は、TXつくば駅から車で15分ほどの場所にある金田台で行われた「秋の虫の声を聴く会」に参加してきました♪
金田台は森や林、湿地帯なども残る緑豊かな場所。
運が良ければつくば市の鳥、ふくろうが飛ぶ姿も目撃できます^^
「秋の虫の声を聴く会」では森林総合研究所の大谷英児先生を招き、虫の音を聞き分けながら、夜の金田台を散策しました♪
まずは大谷先生による虫の音のレクチャー。
虫によって周波数が異なり、人間の耳には聞こえないけど鳴いている虫もいるそうです。
どんな音なのでしょう…聞いてみたいけど、聞けないですね^^;
人間より幅広い周波数を聞き取れる犬や猫にとって、秋は騒がしい季節なのかも。
レクチャーのあと、実際に虫の音を聴きながら散策開始!
それでは自然豊かな金田台の秋の音色を、夕暮れ写真とともにお聞きください^^
ちょっと長い動画です。
…聞き分けられますか?
大谷先生のレクチャーで、私、ちょっとだけ聞き分けられるようになりました♪
一番大きく聞こえるのは、アオマツムシ。
この他スズムシ、カンタン、ウマオイが鳴いています。
こちらがアオマツムシ。…正直、うるさいくらい大きな音がします。下手すると「セミ」レベルの大きな音。
木の上の方にとまって鳴いているとのこと。
虫は草の影で鳴くものだと思っていたので、木の上で鳴くことに驚きました。
かすかに聞こえる「りーん、りーん」というスズムシ。
実に涼やかな音。
改めて聞くと、秋の代表的な虫というのも納得です。
ウマオイは動画の最後の10秒くらい前から鳴いています。
「スイッチョン、スイッチョン」と特徴的な鳴き方なのですが、動画では他の虫の音に遮られ「チョン」の部分しか聞こえないかも…。
そして、一定のリズムを奏でながら低音で鳴いているのが「カンタン」です。
カンタンの声はこちら!
虫は、気温で鳴き方やリズムが変わるそうです。
そのため虫の音を聞いて、気温を判断する人もいるのだとか。
…それは、すごい!私もそんな判断をしてみたい!
虫の音だけでなく、植物のレクチャーも受けました♪
こちら、夜行性の花「カラスウリ」。
とても変わった花です。
花弁の先っぽに糸のようなものが伸びていて、どこか妖艶な雰囲気。天然のレースのようですね。おしゃれな花です^^
また、蛾にとって魅力的な「匂い」も出しています。
この妖艶な容姿と匂いで蛾を引き寄せ、受粉するのだそうです。
カラスウリを受粉する蛾が「スズメガ」。
スズメガは日本におよそ70種類もいるのだとか。
この夜は、スズメガの成虫と幼虫、両方見ることができました♪(幼虫嫌いな人、ごめんなさい)。
この他、グロいので載せませんがカマキリのメスがオスを食しているシーンや、葛の花なども観察。
自然の奏でる音色に耳を澄ませ、月夜に目を凝らしながら、秋の夜長を満喫しました^^
以上、虫の音を聴きながら日本酒くいっとやりたいなー!ヤギッチがお送りしました♪