こんにちは。つくスタ特派員のさくら子です。
2月も後半に入り、梅のつぼみもほころぶ季節となりました。
筑波山では毎年恒例の「筑波山梅まつり」も開催され、県内外から大勢の観光客がつくばへとやってきます。
そんなつくばの玄関口でもあるTXつくば駅と公園や広場などの公共空間を結んでいるのが、総延長約48kmのペデストリアンデッキ(歩行者専用道路)。
周辺には小学校、中学校、大学などの教育施設、エキスポセンター、つくばセンタービルなどつくばを代表する建築物、ホテル、商業施設、公園などさまざまな施設が計画的に配置されています。
このように他都市にはない特徴的な街並みを形成する中心的役割を担うペデストリアンデッキ。
初めてつくばを訪れる人には、ぜひ歩いていただきたいオススメのスポット。
きっとつくばという都市の魅力を感じていただけるはずです。
今回は、そんなペデストリアンデッキの中心地区にあり、TXつくば駅からもほど近い場所に位置する「つくば文化会館アルス」を訪問しました♪
アルスとはラテン語で「芸術・学芸・美術」を意味し、つくば市立図書館、茨城県つくば美術館という異なる機能を併せ持つ文化・芸術施設は、科学のまちのイメージが強いつくばにおいて、創造性を高める場としての重要な役割を担っています。
どちらも気軽に文化・芸術に触れることのできる施設として、つくば市民はもちろんのこと、市内外の多くの人々に親しまれています。
また、美術館というと敷居の高さを感じてしまう人も多いと思うのですが、このつくば美術館は、入館料無料で鑑賞できるものがほとんど。
さらに展示室のほか講座室があり、お絵かきCGコーナーやビデオライブラリーも作られ、子どもから大人まで楽しめるようになっています。
このように、気軽に美術に触れる機会を持てるのはとても嬉しいですね!
私も、気になる企画展が開催されている時はもちろんのこと、それ以外でも、ペデストリアンデッキを散策中にふと立ち寄るなど、TX沿線に引っ越してきてからは日常生活の中で美術に触れる機会が増えたな~と感じています。
現在、茨城県つくば美術館で開催されているのは「平成24年度 筑波大学 芸術専門学群 卒業制作展/博士前期課程芸術専攻 修了制作展」
2月5日~28日まで、卒業制作展 前期、卒業制作展 後期、修了制作展 と3期に分かれて開催されています。
筑波大学の卒業制作展は昨年も見学したのですが、そのレベルの高さと、学生ならではの自由な発想と制作に対する真摯な思いが伝わる作品の数々に感動し、今年もぜひ訪れたいと開催をとても楽しみにしていました♪
という訳で、早速、前期展の鑑賞に行ってきました。
前期展で展示されているのは、芸術史・美術史、芸術支援美術、洋画、日本画、彫塑、書、版画のさまざまな分野の作品の数々。
どのコーナーもやはり見応え十分!
さまざまな分野の作品を一度に鑑賞するのはとても楽しく、制作した作者の思いがダイレクトに伝わってくるような迫力ある作品に圧倒されることも多々ありました。
特に日本画のコーナーでは、伝統的な技法を守りながらも、従来の常識を覆すような自由な発想で描かれた作品の数々に感動!!
やはり筑波大学の卒業制作展、完成度がとても高いなと感じました。
この後、後期展、終了制作展と続くので、それらを鑑賞するのがとても楽しみです♪
みなさんもぜひ、筑波大学の卒業制作展に足を運んでみて下さいね!
多分野の作品が並ぶので、きっとお気に入りの作品が見つかるはずです。
そしてその作品の作者が将来有名なったら、「実は学生時代から応援していた!」とちょっと自慢してしまおうかな~なんてことを思ってしまいました(笑)
以上、アート大好きなさくら子がお伝えしました♪