今住んでいるアパートに越してきてから、
かれこれ2年と半年になるのですが、
先日初めて見知らぬ近所の学生さんとお話ししました。
と、いいますのもたまたま自転車の修理をすることになりまして、
それがきっかけでお話しするに至ったのですが、
いやはや初めてでしたよ、
同世代とのご近所付き合い。
違う年齢層の方でしたら、
たとえばアパートの庭で野菜を作ってらっしゃる管理人さんとお話したり、
野菜を頂いたりですとか、
他にもお向かいの割烹料理屋さんの女将さんと挨拶したりなど、
そういったものはあるのですけれどもね。
自分の住む家もそうなのですが、
学生街だからか、
自宅の周りはアパートやマンションが多く、
廊下や道路の掃き掃除など、
業者さんや管理人さんが行ってくださるので、
住民同士やその近隣のアパートの入居者さん方とお話しする機会って、
ものすごく少ないのです。
自分は下町のような暮らし、
たとえば路地裏などで、
花に水をやりながらご近所さんと世間話をするような、
そういった生活に憧れておりまして、
せっかく近くに住んでいるのですから、
両隣三軒くらいは仲良くしたいものです。
だって憧れちゃいません?
コロッケを作っているときに、
パン粉が切れちゃったので、
ちょっと貰いに行く事だとか、
お隣が騒がしくても、
イライラせず、
今日は楽しくやっているなぁ、などと、
そういう風に思える環境。
周りが見知った仲の集まりだからこそ、
可能なことだと思うんですよね。
そうだなぁ…
僕の生活空間には、
路地裏も自分の庭もありませんが、
アパートの玄関前の通路に、
植木鉢を置いて植物を育ててみたり、
休日の朝にほうきとちりとり持って掃除してみたりしながら、
すれ違う人に挨拶することから始めてみようかしら。
つくばは外から来る人が多いので、
なかなか土着の方が多い土地のように、
町ぐるみで仲良く、
などとはいかないでしょうけれど、
あとしばらくは同じところに住むので、
手の届くところから少しずつ、
「ご近所さん」を増やせたらと思います。
それでは、本日はこの辺で。
<文責:伊藤>