皆様どうもこんにちは、
最近は暖かくて、季節はもう春か、
と、いった感じですね。
梅も、また、品種によっては桜も咲き始めて、
これからの季節にわくわくしちゃいます。
春、といえば新しい時期、出会いの時期というイメージがありますが、
同時に別れの時期でもありまして、
送別会だとかそういった催しが各地で開かれます。
筑波大学のサークル、津軽三味線倶楽部無絃塾も例に漏れず、
先日、サークルの学部4年生と、
院2年生を送る卒業公演が行われておりました。
無絃塾、といえば、愛地球博や台湾公演など、
ワールドワイドな活動を行っており、
つくばが誇るサークルの一つといっても過言ではないでしょう。
そんな彼らは来る日も来る日も練習に明け暮れており、
全体練習のない日でも、
筑波大中にある池のほとりや植物園から
三味の音がしばしば聞こえてくるもので、
彼らの三味線に対する情熱がうかがえます。
おかげさまで伊藤はいつもいつもすばらしい公演を
聴かせていただいているのですが、
今回の卒業公演では無絃塾の皆さんの
気合が入っているのはもちろんのこと、
ゲストのメンバーが本当に豪華で、
尺八奏者でしたり、
和太鼓奏者、
歌い手など、
各方面の実力者がこぞって無絃塾の卒業生を
サポートしにくるもんですから、
それはもう大変すばらしい演奏でした。
演出もまた、普通のコンサートとは違って、
学生らしい熱い青春を前面にした趣向が凝らされていて、
見るものに感動と若き日のあの頃の思いを
胸に抱かせてくださいました。
一緒に行った友人も、
もともと三味線には興味はなかったけれど、
今日は行ってよかった。
と話しておりまして、
普段は三味線に馴染みのない方でも
満足していただける事間違いなしです。
来年のこの頃、再び彼らは卒業生を送るために
公演を行うでしょうから、
皆様、かなり先の話ではございますが
是非是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
それでは、今週はこの辺で。
<文責:伊藤>