あっさりスイーツで幸せな時間「パティスリー・アランマリー」

こんにちは！つくばスタイル特派員NANAOです。

街のイルミネーションが眩しい季節ですね。何かと美味しいものを食べる機会も多いシーズンですが、ついつい食べすぎてしまうと健康面が気になります。

今日はそんな時にも嬉しい、糖質と脂質を抑えたスイーツのお店、パティスリー・アランマリーを紹介します。

パティスリー・アランマリーは2014年にオープンしました。
つくばエクスプレスつくば駅から車で約6分ほどの、つくば市松代にあります。

ツリーが飾られた店内はスッキリしたデザインで、男性一人でも入店しやすい雰囲気です。ふんわり漂う甘い香りの中、色とりどりのスイーツが目に飛び込んできます。

ショーケースの上には、アランマリーの一番人気・シュークリームが並んでいます。注文後にクリームを詰めてくれるので、ザクザクしたシューの味わいを楽しめます。低糖質とのことですが、カスタードクリームと生クリームがブレンドされたクリームはしっかり濃厚な味わい。

特派員はその秘密をオーナーの永田智広さんに伺いました。

ご実家がケーキ屋さんという永田さん。

健康上の理由で甘いものを食べられない親戚のために低糖のスイーツを作りたいと思ったことが原点になり、糖質と脂質を抑えたスイーツをアランマリーのコンセプトにしたそうです。昨今の健康ブームも後押しになりました。

大学卒業後、スイーツを学ぶため１年間フランスへ留学。アランマリーという店名は、留学先の近所に住んでいた親切なご夫婦、アランおじさんとマリーおばさんのお名前からつけたそうです。

留学先や修行先で学んだのは、通常のスイーツ。糖質と脂質抑えめのレシピは、ご自身で開発されたオリジナルです。

お菓子の材料として使われる砂糖には、実は甘さだけではなく、保湿や保形といった重要な働きがあります。味や風味を変えずに他の糖類に置き換えることに、最大限の工夫をしているそうです。

おすすめだという焼き菓子は、おからを使ったシフォンケーキ「草薙（くさなぎ）」。材料にはおからだけでなく、米油を使用するなど糖質を最低限に抑えているそう。おからっぽさを感じさせない味わいで、苦味控えめの抹茶がしっかりと香ります。

イチオシのケーキは、りんごのケーキ「A」とレモンのケーキ「L」。ショーケースに生の果物が？！と見誤るほどのリアルさです。どちらもホワイトチョコムースをベースに、「A」の中にはりんごのコンポートが、「L」の中にはパッションフルーツのジュレとレモンピール、みかんのマリネが入っています。スタイリッシュな専用ケースに入っているので、ちょっとしたプレゼントにもピッタリですね。

永田さんがパティシエとして最も嬉しかったことを聞いてみました。

アランマリーで人気の似顔絵や動物を描いたオリジナルケーキ。誕生日にオリジナルケーキを贈られたあるお子さんが、あまりにも嬉しくて喜びの電話をくれたことだそうです。「お祝いごと」という幸せな時に関われることが、一番の喜びだと話してくださいました。

オリジナルケーキは誕生日にリピートする方も多いとか。永田さんの画力はぜひお店のホームページでご確認くださいね♪