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パティシエールはフランス菓子店出身☆「焼き菓子専門店 プランタニエール」

つくばスタイル特派員 TAKAKO Blog 
2022年02月28日

皆さん、こんにちは!スイーツは作るより断然食べる派の特派員TAKAKOです^^

 

つくば市には、将来起業したいという若者のため、一定期間店舗運営の場を提供し、本格創業に向けた後押しをしてくれるという「つくば市チャレンジショップ事業」という制度があるのをご存知でしょうか。

先日、特派員のサヤさんが紹介してくれた「森と海のおべんとう」の宮﨑絵美さんもこのチャレンジショップの参加者の一人ですが、今回ご紹介するのは、フランス菓子店で修行を積んだパティシエール、菅藤佳乃(かんとうよしの)さん。

 

菅藤さんは「焼き菓子専門店 printanière(プランタニエール)」を主宰し、これまでイベントやネットショップを中心にこだわりの焼き菓子を販売。商品のクオリティの高さで評判の、注目のパティシエールなんです。

 

 

プランタニエールがチャレンジショップを構えたのは、TXつくば駅隣接の「BiViつくば」2階のスペース。「森と海のおべんとう」と店舗をシェアする形で、2022年2月の火曜日限定で出店しました。

 

特派員が訪れたのは出店最終日でしたが、驚いたのは開店の30分以上前から既にお客さんの列ができていたこと!

並んでいる方々に話をうかがうと、二度目以上の来店という方が多い様子でした。

 

プランタニエールの焼き菓子の特徴は、保存料や人工着色料不使用で、添加物を極力使用しない、厳選した材料を使用していること。

生菓子はもちろん焼き菓子においても鮮度が大切だという菅藤さんは、材料の在庫管理から焼き上がったお菓子の管理まで自身で管理し、商品を最良の状態で提供できるよう常に心掛けているのだそう。子どもから大人まで安心して口にできる体にやさしい焼き菓子でありたいといいます。

 

この日は、マドレーヌなどの定番商品をはじめとして、レーズンバターサンドやケークオショコラ等、計10種類を用意。

 

「人生の中で一番おいしかった」と、プランタニエールのフィナンシェを絶賛するお客さん。

「1日に1つ、ここの焼き菓子を食べるのが楽しみなの」と、まとめて買っていくお客さん。

中には、イタリア料理店のシェフから勧められ、最終日ということであわてて来店したという男性の姿もありました。

 

 

(上から時計回りに)朝焼きスコーン、ペカンナッツクッキー、ブールドネージュ、ムラングアマンド、そしてフィナンシェ。

 

この日の朝焼いたばかりだという「朝焼きスコーン」は、茨城県産の小麦を使用し、バターと程良い塩味が効いた特派員イチオシの一品。朝食にも最適です。

フランス語で“雪の玉”を意味する「ブールドネージュ」にまぶされていたのは、てんさい糖の粉糖。甘さは控えめで、お子さんにも人気があるお菓子です。

お客さんに「人生で一番」とまで言わしめたフィナンシェは、アーモンドプードルのほかにヘーゼルナッツプードルがブレンドされており、ハチミツでしっとりとした食感に仕上げています。頬張るとバターがじゅわっとする、プランタニエール定番の人気商品なんですよ☆

 

 

行列を気に掛けながらも、訪れたお客さんの一人一人と少しでも多く言葉を交わせるよう努める菅藤さん。

出店最終日であることを憂うお客さんから「実店舗のオープンを楽しみにしています」という激励もあり、何度も「ありがとうございます」という言葉が聞こえてきました。

 

実家が飲食店であることから食に興味を持ち、とりわけ甘いものが好きだった菅藤さんは高校卒業後、都内の製菓学校へ進学。

卒業後は神奈川県の洋菓子店、そして千葉県のフランス菓子店でパティシエールとしての経験を積み、結婚と同時に退職してつくばへ。以来、ネット販売などを通して手作りの焼き菓子を販売してきました。

 

 

つくばは旦那さんの仕事の都合で「たまたま越してきた場所」だったそうですが、自然を多く残しながら魅力ある発展を続けるこの街のアクティブな雰囲気に魅了され、いつしか「つくばでお店を開きたい」、「地域の人に喜んでもらえるお店を作りたい」と考えるように。チャレンジショップを通してつくばの人のあたたかさにも触れ、その思いは更に強くなったそうです。

 

 

実は2歳の女の子のママでもある菅藤さん。

出産・子育てをしながらの起業ということで特派員が思わず尊敬の眼差しを向けると、菅藤さんは店舗奥のスペースで遊んでいた娘さんのそばへいき「いつも待っていてくれてありがとう」と大きなハグ! 毎週、娘さんを連れてお店に立っていたんですね。

 

「夫と娘の支えがあったからこそ続けてこられた」と感謝の思いを打ち明けながら、貴重な経験を積んだパティシエールが「ブランクなしに子どもと過ごしながら自分のペースで働く方法があるのだ」ということをこれからは自身の体験をもって発信していきたい、とも語ってくれました。

 

 

プランタニエールとは、フランス語で「春の」という意味。

わくわく、あたたかい、春のような幸せな気持ちでお菓子を召し上がっていただきたい、そんな思いを込めて名付けたそうです。

 

今後はつくば市内にある「カフェくーり」(つくば市大1988)で日持ちのするお菓子を中心に販売。将来の実店舗オープンに向けて準備するとともに、現在ネットショップの整備も進めているそうです。

 

フランス菓子をベースにした、素朴だけれどこだわりがたくさん詰まった、ちょっと贅沢なお菓子―。

つくばにプランタニエールというお店がオープンする日が、今から楽しみですね!

 

【焼き菓子専門店printanière】
 https://www.instagram.com/printaniere.biscuiterie/
 今後の出店情報等については公式Instagramでご確認ください。
 お問合せはInstagramのDM、もしくは公式LINEまで。

 

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