こんにちは!
パンの街つくばに新しいパン屋さんができたと聞いて、特派員NANAOが駆けつけました!
つくばの中心部から車で25分ほど北上した池田地区。筑波山麓の豊かな自然が残るエリアです。
大通り沿いとお店の近くの2箇所に看板があり、案内通りに車を進めると、趣のある門の奥に雰囲気のある古民家が。
秘密めいていて、ドキドキします。
この堂々とした古民家の主屋が、パン屋さんの店舗です。
お店のドアを開けると、ふわりと漂うパンの香り♪
装飾の少ないシンプルな店内に、ナチュラルな木製のショーケースが映えています。
特派員がパンを選ぶのにあれこれ悩んでいる間にも、お客さんが次々と訪れます。
開店してそう時間は経っていませんが、すでに地域に溶け込んでいることが感じ取れます。
食パン以外はショーケースに入っており、レジと対面になる箇所にはクリアカーテン。感染症対策も万全です。
店主の穂坂さんにお話を伺いました。
「食べたら幸せになれるパン、そんなパン作りを目指しています。私自身が美味しいものを食べると幸せになるので、自分が作ったパンでみなさんに同じ思いを感じてもらえたら嬉しいです」
小麦粉や卵などの基本的な材料から、チーズやレーズンなどの具材に至るまで、できるだけ地元や国産、有機栽培のものを選んでいるそう。美味しさと安全を両立したパンは、子どもたちにも安心ですね。
どのパンも美味しいのですが、私が特に「幸せを感じた」3つのパンを紹介します!
1つ目は「ベーコンチーズ」
添加物を最小限しか使っていないデンマーク産のベーコンと、生乳と塩のみで作られたオランダ産とデンマーク産のナチュラルチーズを使っています。もちもちした生地の中にベーコンがたっぷり入っていて満足感があります。
2つ目は「カレーパン」
もちもちした食べ応えのある生地の中に、玉ねぎとひき肉メインのキーマ風カレーがたっぷり入っています。具がとってもジューシー!辛すぎないのでわが家の子どもたちも大好物です。
ベーコンチーズと同じく国産の小麦粉を使った生地は、特有のもちもちさと味わい深さを感じられます。
3つ目は「クリームパン」
甘すぎないぽってりしたクリームがぎゅっと詰まっています。クリームに使用している卵は、鮮度の高いものを小美玉市から取り寄せているそう。トッピングは砂糖、バター、小麦粉からできたシュトロイゼル。香ばしくて、良いアクセントになっています。
番外編「食パン」
茨城県産の小麦粉「ゆめかおり」を使った食パンは、噛むほどに小麦の味がしっかり感じられます。「ゆめかおり」は日本でパン用小麦として開発された品種。パンがよく膨らむグルテンがたくさん含まれていて、ふんわりした食感が特徴です。味の良さはもちろんですが、地産地消も大きなポイントです!
古民家に住むのが夢で、関東圏で物件を探していたという穂坂さん。折よくこの古民家が見つかり長年住んだ東京を離れて、この5月に「穂さか」をオープンしました。今のパンたちには、東京でお勤めだったパン屋さんでの経験が生かされています。
東京からの移住ということで、つくばエリアの良さを伺うと「環境の良さ、自然に囲まれていること、空が広いこと」という回答が。筑波山に近いこのエリアは、田園風景が特に美しい地域ですね。
グラデーションの美しい店名入りの「のれん」は、金色に実った一面の麦畑と晴れ渡った青空をイメージして染めてもらったそう。茨城県は小麦生産量全国10位を誇り、つくばエリアにも麦畑が点在しています。
さて、お店は10時開店ですが、全てのパンが焼き上がるのは10時半ごろとのこと。人気の食パンとフォカッチャは、開店早々に売り切れてしまうこともあるそうですよ。
特派員が訪れた6月には、新タマネギやズッキーニを使ったパンが並んでいましたが、旬の野菜などを使ったパンが季節ごとに登場するとのこと。新たな幸せを感じられるのが楽しみです!
以上、NANAOがお伝えしました♪
パンの店 穂さか
https://www.hosakapan.com/contact
https://www.facebook.com/panhosaka
住所 : 〒300-4243 茨城県つくば市池田34
電話番号 : 029-886-5510
営業時間 : 10:00 – 16:00
定休日 : 火曜 • 水曜
駐車場 : あり
※価格は取材当時のものです。