みなさん、こんにちは。つくばスタイル特派員のしらゆきです。
つい先日までのうだるような暑さから一転、虫の鳴き声を耳にするにつれ、秋の深まりを感じるようになりました。つくばエリアでも街路樹が色づいてすっかり秋の装いとなり、その様子からも季節の移ろいを楽しむことができます。
今回は守谷市にある公園の秋の様子をお届けします。
守谷市けやき台4丁目にある「けやき台公園」は、2万㎡を超える広さを持つ公園です。TX(つくばエクスプレス)守谷駅に乗り入れている関東鉄道常総線の南守谷駅から徒歩約5分の場所にあります。
「常総ふれあい道路」の松ケ丘7丁目交差点と南守谷駅前との間を結ぶ約2.2kmの遊歩道「幸福の路」沿いに位置し、周囲には閑静な住宅地が広がります。
守谷市内にはこの他にも公園と公園を結ぶ遊歩道が多数整備されており、ウオーキングや散歩にもぴったりなんですよ。
芝生と遊具のエリアに分かれた公園はゆったりと過ごすことができ、多くの方がジョギングや散歩などで訪れていました。
芝生の広場の周囲を取り囲んでいる赤く色づき始めた葉は桜の木。春には満開の桜の花にぐるっと囲まれた見事な景観を楽しめます。
私が訪れたこの日はレジャーシートを広げてくつろぐ家族連れの姿も。よちよち歩きの赤ちゃんが芝生の上で歩く練習をしていて、とても微笑ましい光景が見られました。
大人向けの健康器具も備わっており、散歩ついでにストレッチやトレーニングができます。気軽に取り組めることで、健康的な身体作りに役立ちそうですね。
近所の子どもたちが大勢集まっていた遊具の広場。ブランコや二つの滑り台がある複合遊具や揺らして遊ぶロッキング遊具など、幅広い年齢の子どもたちが夢中になれるものがありました。滑り台は両手・両足を使って壁をよじ登って、登り切ったら滑り台で下りて…という繰り返しですが、これも全身を使った運動です。楽しみながら体を使って遊べます。
娘はブランコがとても楽しかったようで「いつもより高くブランコを漕げたよ」と嬉しそうでした。暑さが収まって過ごしやすくなったこともあり、身体を動かすのが楽しいですね。
遊具の広場の脇で見つけたのが、災害時のための「かまどベンチ」と「揚水ポンプ」。
かまどベンチは普段はふつうのベンチとして利用できますが、災害時などに座る座面を外すと“かまど”として使えるものです。かまどで火を起こせば、炊き出しが可能になります。
揚水ポンプは手動でくみ上げる地下水ポンプです。飲用はできませんが、断水時に生活用水として利用できます。
また、公園内の看板によると、この広さを活かして 芝生広場は “ドクターヘリ”の離発着にも使用されることがあるそうです。
公園で走り回ってちょっと小腹が空いたら、あらかじめ用意してきた“おやつタイム”♪
来るときに立ち寄った、守谷駅にある「守谷コレクション」で選んだ「イチトサン」の焼き菓子を頬張ります。以前にブログで紹介した「イチトサン」は、シンプルながら美味しさとセンスの良さを併せ持つ手作り菓子の店として人気なんですよ。
「これは何の形?」と焼き菓子の形に子どもたちは興味津々です。そのかわいらしい形に癒やされつつ、おいしくいただきました。
「幸福の路」沿いには他にも公園が多数あり、休憩しながら歩けるウオーキングコースとしても利用されています。往復約4.9kmの道のりを健康のために歩いてみると途中で新しい発見がありそうですね。
守谷市はTXや高速道路を使っての利便性の高さが大きな魅力のひとつ。その一方で市内の湿地帯を横断する約4kmの遊歩道「守谷野鳥の道」では、訪れる約100種類もの鳥や自然の様子を観察することができるなど、公園や遊歩道が整備され、緑豊かな自然にあふれています。
空気が澄んで、葉の色づきが美しくなる秋。家族そろって公園へお出かけしてみてはいかがでしょうか。
以上しらゆきがお届けしました。
【けやき台公園】
所在地 守谷市けやき台4丁目4番地